兼松コミュニケーションズ株式会社（本社:東京都新宿区 社長:長谷川 久也 以下KCS）と、兼松エレクトロニクス株式会社（社長:榎本 秀貴、本社:東京都中央区 以下KEL）は、スマートフォン・タブレット端末向けのリモートアクセスサービス「DESKTOP+Plus」を、本年9月より販売開始いたしました。

販売開始の背景

近年、企業におけるワークスタイルの多様化、業務効率化が進む中、会社の規模や業種に関わらず、自宅や外出先などオフィス以外の場所から社内のネットワークに接続して業務を行うリモートアクセスのニーズが高まっております。

さらに、3月11日に発生した東日本大震災を受けて、多くの企業で事業継続計画（BCP）が見直されると同時に、今後の電力使用量規制によるオフィス消費電力削減への対応として、出勤シフト制や時短勤務の採用、サマータイム導入のほか、在宅勤務（テレワーク）を推奨する企業が増えてきており、PCなどの社内ITリソースへセキュアで簡単なアクセスを実現するソリューションの必要性が高まっております

このような背景を踏まえ、KELとKCSは、スマートフォンやタブレット端末などの最新モバイル環境からオフィスのPCに、低価格かつセキュアに接続することが可能なリモートアクセスサービス「DESKTOP+Plus」の販売を開始いたしました。KELとKCSは、本サービスを月額課金のクラウド型で提供し、システム導入にあたっての初期投資から保守・運用までのトータルコストを抑制するとともに、迅速なサービス利用を実現いたします。

KCSは、企業のビジネス環境の変化に即した新たなモバイル活用を提案してまいります。将来的には、現在提供している携帯電話総合管理サービス「KCS Motion」と、「DESKTOP+Plus」、「MDM」を連携して管理機能を向上させるなど、サービス品質を高めることで、企業のさらなるモバイル活用を推進してまいります。

KELは、お客様の様々なビジネス課題に対応するべく、効果的にクラウドを活用するクラウドインテグレーションを推進しております。今回のリモートアクセスサービスを含めた、独自性のあるクラウドサービスメニューの拡充を図っていくことで、お客様企業にとって最適なITインフラ環境を提供いたします。

今後、KCSとKELは両社共同で「DESKTOP+Plus」を拡販していき、企業の事業継続計画（BCP）を支援いたします。また、共同イベント・セミナーの開催など、マーケティングやプロモーション活動も積極的に展開していきます。

今後の展開

KCSとKELは、業種・業界・企業規模を問わず、スマートフォン・タブレット端末の更なる有効活用を検討している企業、今後スマートフォン・タブレット端末を導入し業務の効率化を目指している企業、節電対応や在宅勤務（テレワーク）導入を検討している企業向けに、セキュアなリモートアクセス環境を低価格で構築できる本サービスを、スマートフォン・タブレット端末とともに販売してまいります。本サービスは顧客への直接販売の他、代理店販売にて販売して参ります。ライセンス数は、3ヵ年で100,000ライセンスを見込んでおります。

KCSのモバイルビジョンについて

ユビキタスなコミュニケーション環境において、携帯電話をはじめとするモバイルツールは、ビジネスにとって最も重要なインフラに成長しています。KCSが提唱する “モバイル&コミュニケーション“は、企業活動の広がりと円滑な情報伝達を推進し、近未来のビジネスを支える大きな力になると確信しています。モバイル関連サービスを提供するリーディングカンパニーとして、すべてのキャリアとの連携で培ったノウハウを生かし、モバイルネットワーク社会における革新的なソリューションを提案していきます。来るべき本格的なモバイルビジネス世紀の幕開けに、Mobile & Communication Innovator - KCSは、企業のモバイル活用提案を通じて、日本のビジネスに変革と革新をもたらします。

営業に関するお問い合わせ先

兼松コミュニケーションズ株式会社
法人営業本部 担当:関口

兼松エレクトロニクス株式会社
マネージメントサービス本部 担当:三歩一（ミホイチ）