店長とスタッフをつなぐ「かけ橋」のような存在

━━ 携帯ショップの副店長とはどんなお仕事ですか?

天野

お客様へのご案内はもちろん、売上管理やスタッフの育成などのマネジメント業務を行う仕事です。店長とスタッフの間に立って、それぞれの考えを共有し、目標達成をサポートするのが大きな役割ですね。

細田

例えば、店長の意図が全スタッフに正しく伝わっているか確認したり、また副店長がリマインドすることで重要度を伝えたりしています。逆にスタッフからの相談、アイデアを店長に共有することも。副店長の私たちは、そうしたお互いの気持ちを、温度感も含めてスムーズに伝える「かけ橋」のような存在です。

━━ 仕事に楽しさを感じるのはどんな瞬間ですか?

天野

後輩スタッフの成長が見えたときです。
スタッフの応対力や商品知識の習熟度を測るスキル試験に合格したり、お客様への応対力を披露する「応対コンテスト」などで、指導したスタッフが良い結果を出したときは自分のことのように嬉しいですね。

細田

私は目標に向けて、一致団結して突き進んでいるときが楽しくて仕方がないです。
誰かの働きぶりに別の仲間が刺激されて、スタッフ全員が切磋琢磨するいい一体感が生まれるんですよね。

天野

確かに、誰か一人ががんばっているだけではショップは上手く回らないもんね。

細田

自分だけじゃなく、みんなで目標を達成することがやりがいですね。お客様応対では、忙しくて大変なときも多くありますけど、ミーティングや朝礼、終礼の雰囲気は学校の文化祭みたいでとても楽しいですよ。

スタッフへの声かけで、笑顔がつながると嬉しい!

スタッフへの声かけで、笑顔がつながると嬉しい!

━━ 仕事の中で心がけていることはありますか?

細田

どうしたらスタッフ全員が楽しくポジティブに仕事に取り組めるか、いつも考えています。

天野

スタッフのモチベーションを保つのも、副店長の大事な仕事だもんね。

細田

そうなんです。私自身もそうでしたが、上司や先輩が職場で楽しそうにしていると、大変なことも乗り切れるんですよ。天野さんは何か気をつけていることってありますか?

天野

一緒に働く仲間が元気になるように、出勤しているスタッフ全員に、1日1回は必ず声をかけるようにしています。 ほかにも、インカムを使って仕事中のスタッフを褒めたり、励ましたり。例えば、お客様対応中のスタッフに「いい笑顔だよ!」と伝えると、お見送りの時まで笑顔が続いて、お客様もにっこりした顔で帰っていきます。その姿を見てスタッフがさらに笑顔になって、とても良い循環が生まれるんです。スタッフが元気に働くことって大切だなぁって実感する瞬間です。

細田

私も責任者になる前、みんなに聞こえるインカムで褒められると、すごく嬉しかったなぁ。他のスタッフが褒められているのを聞いて、自分も褒められようとがんばったり。

天野

スタッフが生き生きと働いている雰囲気って、お客様にも伝わりますからね。

細田

そうですね。副店長としては、一人ひとりが「どんな気持ちで働いているのか」は気にしておかないといけませんよね。

天野

一人で仕事を抱え込んでしまうスタッフもいますからね。フロア全体を見渡して、余裕がなくなっているスタッフがいたら「休憩しておいで」とすぐに声をかけています。

細田

私も一時期、体力的にも精神的にも余裕のない時期がありました。ある日、どうしても一人で抱えきれなくなったことがあって、お店に暗い雰囲気を持ち込むのもイヤだったので、休憩中に別の勤務地で働いている同期にメールをしたんです。「今、ちょっと辛いんだよね」って。

天野

上司や先輩ではなく、同期だからこそ言えることってありますよね。

細田

そうしたら、仕事後に私のショップまでわざわざ来てくれて……。私は当時埼玉で仕事をしていて、同期の職場からは片道2時間弱かかる距離だったんですけど、何も言わず、一緒にご飯を食べてくれました。同期の存在は本当にありがたかったですし、自分もこんな風に同期や職場の仲間を支えられる人になりたいと思いました。

誰からも信頼される「相談相手」になりたい

誰からも信頼される「相談相手」になりたい

━━ お二人はこれからどんな副店長になりたいですか?

天野

お客様からも、スタッフからも心から信頼される副店長になりたいです。ひと言で言うなら、「理想の相談相手」でしょうか。

細田

私は、自分がその場にいるだけでショップがパッと明るくなるような副店長になりたいです。
そんな人が職場にいたら、スタッフも安心してのびのびと働けるんじゃないかと思って。

天野

スタッフが働きやすい環境をつくることは大切ですね。明るく、相談しやすい上司がいるだけで、スタッフは安心できたりしますから。

細田

がんばっているスタッフや困っているスタッフこそ、率先してフォローしたいですよね。スタッフが楽しく安心して仕事ができる職場をつくることが、私たち副店長の使命ですからね。

━━ ありがとうございました!