AQUOS R8は「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載した、AQUOSシリーズのハイエンドスマホです。
ライカ社監修のカメラが使える、バッテリーの持ちが良いなど魅力がたくさんあります。
重いアプリも快適に使える性能の高さと、バッテリーの持ちの良さに驚きのおすすめスマホでした。
あわせて、AQUOS R8のメリット・デメリットについても触れていくので、購入を検討している方はぜひ参考にしてください。
AQUOS R8の発売日・価格
AQUOS R8の評価 | |
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カメラ性能 | 4.0 |
処理性能 | 4.5 |
画面性能 | 4.5 |
バッテリー性能 | 4.0 |
コストパフォーマンス | 3.5 |
AQUOS R8は2023年8月10日に発売された、AQUOSの最新ハイエンドスマホです。
AQUOS R8のスペック | |
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発売日 | 2023年8月10日 |
画面サイズ | 6.39インチ |
本体サイズ | 幅:74mm 高さ:159mm 厚さ:8.7mm |
重さ | 179g |
アウトカメラ | 標準:5,030万画素 広角:1,300万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
バッテリー | 4,570mAh |
RAM | 8GB |
ROM | 256GB |
CPU | Snapdragon 8 Gen 2 |
認証 | 指紋認証・顔認証 |
防水・防塵性能 | IPX5/IPX8・IP6X |
カラー | ブルー クリーム |
高性能CPU「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載。RAMも8GBと大容量なので、一度にたくさんのアプリが使えます。
SHARP独自の「Pro IGZO OLEDディスプレイ」が採用され、アイドリングストップ機能で電池が長持ちするのも特徴。
アイドリングストップ機能とは、無操作時や静止画を表示している際にバッテリーの消費を最小限に抑えることで、充電の持ちを良くすることが可能な機能です。
筆者が実際にAQUOS R8を使用した際、写真やアプリを使いながら3日間充電せずに過ごしてもバッテリーが切れることはありませんでした。
AQUOS R8にはカメラや顕微鏡・スコープなどを扱う、世界的に有名な光学機器メーカー「ライカ社」監修のカメラが搭載されています。
ライカ社監修のカメラは、肉眼で見た色味や質感をそのまま写真に映し出すことができます。
価格は少々高額ですが、重いアプリもサクサク使えるほど性能が良いので性能重視の方におすすめです。
AQUOS R8はドコモで販売しています。
キャリア | 価格 | 割引適用時 | 購入 |
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ドコモ | 146,850円 | 70,730円 | 公式サイト |
AQUOS R8の外観
AQUOS R8の外観について見ていきましょう。
カラーバリエーションは以下のとおりです。
- ブルー
- クリーム
今回は、クリームの実機を使用しています。
一見真っ白に見えましたが、よく見ると黄色みがかかっている色合いでした。
マットな仕上がりの背面はさらりとした手触りが心地好く、色が明るいので指紋も目立ちにくいです。
表面にほどよい光沢があり、落ち着きのある上品なデザインだといえます。
上部にはイヤフォンジャックとSIMスロットがついてます。
右側面には音量ボタンと指紋センサーつきの電源ボタンがあり、指紋認証は電源ボタンに触れる仕様です。
AQUOS R8はライカ社監修のカメラも特徴の1つですが、かなり大きなカメラが背面についています。
思ったよりも出っ張っているので、気になる方はケースで保護をした方が良いでしょう。
AQUOS R8のディスプレイ
AQUOS R8には、6.39インチの「Pro IGZO OLED」が搭載されています。
「Pro IGZO OLED」とは、リフレッシュレート最大駆動240Hzを実現した高い表示性能を持つディスプレイです。
「なめらかハイスピード表示」をONにする、またはゲーミングメニューに登録しているゲームアプリで利用できます。
上下のベゼルがやや太く、フロントカメラは水滴型ノッチですが、画面が大きいのであまり気になりませんでした。
動画の画質を最適化する「Dolby Vision」にも対応しているため、スマホでの映画やドラマの視聴がより快適になります。
実際に筆者も映画を観てみましたが、画質がとても綺麗でスマホ画面でも迫力ある映像を楽しめました。
明るさの自動調整機能がついているので、どこにいても明るい画面が見られるのも嬉しいポイントです。
AQUOS R8のサイズ・重さ
AQUOS R8のサイズと重さは以下のとおりです。
- 幅:74mm
- 縦:159mm
- 厚さ:8.7mm
- 重さ:179g
AQUOS R8の大きさは、一万円札がすっぽりと入るサイズです。
筆者はOPPO A55s 5Gを使用していますが、あまり変わらないサイズ感でした。
少しAQUOS R8の方が厚みがあると感じましたが、気になるほどのものではありません。
幅が広いので、端にあるアプリをタップするなど片手での操作は難しいです。
キーボードも、片手では端のキーに届きませんでした。
重さも厚みもあるので、両手で操作しないとバランスが取りにくいでしょう。
AQUOS R8のスペック・処理性能
AQUOS R8は「Snapdragon 8 Gen 2」が搭載されているハイスペックスマホです。
スマホの性能を総合的に計測する、「Antutuベンチマークスコア」にてスコアを測ってみました。
結果、AQUOS R8の総合スコアは1,270,346点でした。
- 総合:1,270,346点
- CPU:350,991点
- GPU:482,792点
エントリーモデルのスマホの総合スコアは25万~50万なので、AQUOS R8は性能の高いハイエンドスマホであることがわかります。
総合で100万点以上、GPU(グラフィックの描画速度)が35万点以上であれば、重いゲームも遊びやすいといわれています。
実際に「原神」も問題なく快適に遊べたので、ゲームアプリを使う上でもAQUOS R8は適しているでしょう。
容量の重いアプリをよく使う方や、ゲームとSNSなど複数のアプリを同時に利用する方にもAQUOS R8はおすすめです。
AQUOS R8のバッテリー持ち
AQUOS R8のバッテリー容量は4,570mAhです。
AQUOS R8に搭載されているディスプレイ「Pro IGZO OLED」では、アイドリングストップ機能が利用できます。
電池の持ちについて検証するために、3日間充電せずにAQUOS R8を使ってみることにしました。
その間、1日あたり3時間ほどゲームアプリで遊んだり動画を観たりなど定期的に使用しましたが、バッテリーが切れることはありませんでした。
3日間充電せずに使っても72%残っていたので、AQUOS R8はかなり電池持ちが良いといえます。
さらにAQUOS R8は急速充電にも対応しているので、30分間充電をしてみました。
結果30分で30%充電できたので、充電する時間が多く確保できないときにも安心です。
AQUOS R8のカメラ性能
AQUOS R8には、カメラやスコープ・顕微鏡などを開発している、世界的に知名度の高いライカ社監修のカメラが搭載されています。
AQUOS R8のカメラのスペックは以下のとおりです。
- 標準:5,030万画素
- 広角:1,300万画素
AQUOS R8 proと同じAIエンジンが搭載されており、幅広い撮影シーン・被写体に合わせて自動で調整が行われます。
実際にAQUOS R8を使って写真を撮ってみました。
自然な色味が特徴
肉眼で見たときのような、自然な色味が印象的です。
3倍ズームではまだ粗さもそこまで目立っておらず、鮮明に色が写っています。
6倍になるとかなり粗く見えるので、ズームは3倍までが実用的でしょう。
自然な質感と色合いがとても綺麗ですが、鮮やかさを求める方にはやや物足りないかもしれません。
至近距離で花を撮ってみると、花びらについた水滴まではっきりと写りました。
夜間でも明るく撮れる
夜間でも明るく撮れるので、夜景や花火の撮影はしやすいと思います。
ちなみに、星空も綺麗に撮影できました。
AQUOS R8のゲームアプリの動作は?
重いゲームアプリとして定評のある「原神」を、AQUOS R8でプレイしてみました。
アプリをインストールした際の設定のまま、30分ほど遊びましたが動作に問題はなく快適でした。
「ポケモンGO」もインストールして遊んでみましたが、こちらも快適に遊べました。
AQUOS R8には「ゲーミングメニュー」という機能もあり、アプリを登録するとゲーマー向けの機能が利用可能です。
ゲーム画面の録画ができたり、通知をオフにしたりなど、よりゲームを快適に遊ぶための機能が揃っています。
AQUOS R8のメリット
実機に触れてわかったAQUOS R8のメリットについて解説します。
下記にて、それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
重いゲームなどのアプリも快適に使える
AQUOS R8は高性能CPUと大容量のRAM(アプリを一度に使える容量)を搭載しており、重いアプリも快適に使えます。
重量級アプリと呼ばれる「原神」も、インストールした時点の画質や明るさの設定であれば問題なく遊べました。
また原神のデータダウンロードにかなり時間がかかりましたが、その間に他のアプリも複数快適に使えています。
バッテリーの持ちが良い
AQUOS R8は省エネ機能に定評のあるディスプレイ「Pro IGZO OLED」を搭載しており、電池の持ちがかなり良いです。
画面が停止しているときと動いているときで消費電力を自動的に調整し、バッテリーの消費を抑えることが可能。
実際に、充電せずに1日3時間ほどゲームや動画アプリを3日間使ってみましたが、バッテリーは30%ほどしか減りませんでした。
急速充電にも対応しているので、充電する時間が確保できないときにも安心して使えます。
自然な色味や質感の綺麗な写真が撮れる
AQUOS R8のカメラは色調を鮮やかに補正するよりも、自然な色味を重視する傾向にあります。
肉眼で見たままの景色を写真に収めることができるので、他社スマホの色補正機能が苦手な方にもおすすめです。
口コミでは彩度が足りないという声もありますが、筆者は自然体でとても綺麗だと感じました。
大画面のディスプレイは明るくて見やすい
6.39インチの「Pro IGZO OLED」ディスプレイは省エネ機能だけでなく、画質もとても綺麗です。
日当たりなど環境によって見やすさを調整する機能があるので、屋内外でしっかり明るい画面が見られるのもポイント。
「なめらかスピード表示」をONにすれば最大駆動240Hzで画面を操作でき、動画やゲームもより快適になります。
マスク着用時にも顔認証が使える
AQUOS R8は顔認証登録時に、マスクをした状態で認証できるように設定が可能です。
コロナはあまり話題にならなくなりましたが、花粉症やインフルエンザなどマスクが手放せない方も多いでしょう。
筆者も外出先では常にマスクをしているので、マスクのまま顔認証ができるのはとても助かりました。
AQUOS R8のデメリット
実機を使って感じたAQUOS R8のデメリットは以下のとおりです。
下記にて、それぞれのデメリットについて詳しく解説します。
夜間の写真が撮りにくい
日中の写真はとても綺麗に撮れたのですが、夜間の写真は撮りにくいなと感じました。
筆者の撮り方が悪かった可能性もありますが、照明の光が線状に写ってしまい満足できる仕上がりになりませんでした。
撮影シーンの光量によって左右される印象があるので、夜間の写真撮影は少々難しそうです。
ワイヤレス充電に対応していない
AQUOS R8はワイヤレス充電が使えません。
筆者はワイヤレス充電を使っていないため問題ありませんでしたが、新たに充電器を購入しなければならない方もいるでしょう。
AQUOS R8には充電器が同梱されていないので、ワイヤレス充電をメインに使っている方は注意してください。
スピーカーの音量を上げるとやや振動する
AQUOS R8の音量をバーの半分より上(60%くらい)にすると、背面が振動するのが少々気になりました。
手にはっきりと伝わるほど強く振動するので、音量を上げて音楽や動画を観ている方にはややストレスかもしれません。
振動が気になる方はスピーカーの音量を抑えるか、イヤフォンを使用することをおすすめします。
写真アプリがGoogleフォトで使いにくい
AQUOS R8は専用のアルバム機能がなく、Googleフォトを使う仕様です。
筆者はGoogleフォトを写真のバックアップにしか利用していなかったため、AQUOS R8で撮った写真がどこにあるのかわかりませんでした。
Googleフォトの操作性に慣れていない方には、使いにくいと感じるかもしれません。
AQUOS R8の口コミ・評判
AQUOS R8を実際に利用している方の口コミ・評判について調べました。
良い口コミ・悪い口コミ別にそれぞれ紹介します。
AQUOS R8の良い口コミ・評判
AQUOS R8の良い口コミ・評判は以下のとおりです。
- バッテリーの持ちが強い
- 動作が快適
- 画面が綺麗
バッテリーの持ちの良さに対する、ポジティブな評価が多く見受けられました。
AQUOS R8のバッテリー持ち強すぎでは🤔🤔🤔
長エネスイッチオンでも快適過ぎる… pic.twitter.com/juCAfBuJ81— 及りん@かなたそ推し (@oirin_main) February 25, 2024
筆者も充電をせずに動画やゲームを1日約3時間、計3日間使用しても30%程度しか減らなかったので、AQUOS R8はかなり電池持ちが良いでしょう。
バッテリーの減りを抑える機能「長エネスイッチ」も高く評価されています。
とりあえず一日AQUOSR8使ってみた感想
いい点
・最新ハイエンド機なだけあって快適動作
・炎天下でもじんわり熱を感じる程度に抑えられる発熱量
・容量が小さくなってもなおR6よりバッテリー消費量が少ない
・SIM&SDカードスロットの開閉がSIMピン要らず
・SDカードスロット&イヤホンジャック付き— yukiyuki (@yukiyuk00855925) August 13, 2023
高性能CPU「Snapdragon 8 Gen 2」を搭載しているため、快適な動作についても好評です。
実際にゲームや動画など複数のアプリを同時に起動したり、容量の重いゲームで遊んでも動作が遅くなることはありませんでした。
AQUOSR8
一通り設定終わって落ち着きました♪
やっぱりめっちゃ動きが速くて画面が綺麗なの実感しますね。でも、前のスマホ(GalaxySC41A)より熱くなりやすいな〜っというのは設定始めたときから感じています。
手のひらちょっと熱いわ。— しんさま(愛猫はいつも心に) (@sinsama_haa) August 10, 2023
「Pro IGZO OLED」搭載のAQUOS R8は、画面が綺麗である点にも定評があります。
最大駆動240Hzが可能なので、ゲームも動画も滑らかな映像を楽しめるでしょう。
AQUOS R8の悪い口コミ・評判
AQUOS R8の悪い口コミ・評判は以下のとおりです。
- カメラの彩度が物足りない
- 機種代金が高い
- フロントカメラが水滴型ノッチ
AQUOS R8のカメラ性能に対する不満の声が多く見られました。
AQUOS Zero2からR8に買い替えた
最初画面の色が青みがかってて色温度の設定どうしようかと思った
アプデしたら良くなったけど、今度は少しだけ黄色が強い気も、まあ許容範囲
カメラは個人的に彩度が足りなく感じて正直微妙だけどそんなに使わないからいいやっていう
後は不具合なく使えたらいいな— ふゆも (@fuyumo) August 31, 2023
自然の色味や質感を重視しているAQUOS R8のカメラでは、彩度が足りないという声も。
実際に肉眼で見たままの景色が写真に写っていたので、写真の色味をより鮮やかにしたい方には物足りないでしょう。
Galaxy S20の電池がへたってきたのと画面の焼付きが気になってきたから、ケータイ保証サービス使って修理に出してみる。AQUOS sense8に買い替えるかなと思ったけど、そんなにスペックが変わらなさそうなので保留。
AQUOS R8も良いなと思ったけど、ちょっと高い。。。— マルタサギー (@MarutaX4) March 9, 2024
購入を検討している方の中には、機種代金が高いという理由で見送る方も多く見られました。
取り扱っているキャリアがドコモのみで定価が14万円台なので、気軽に購入できる金額ではないでしょう。
AQUOS R8、なんで水滴型ノッチにしちゃったんだ…AQUOS Sence 7 Plusからの使いまわし感がして微妙…
— 雪餅ゆきっち。 (@yukicchi_world) August 13, 2023
筆者はあまり気になりませんでしたが、フロントカメラが水滴型ノッチであることに違和感を持つ方もいました。
ハイエンドスマホの多くはパンチホール型を採用しているため、「AQUOS R8もハイエンドならせめて」と思う気持ちもわかります。
まとめ:AQUOS R8は重いゲームも快適に遊べる性能と優れた電池持ちが魅力
AQUOS R8は「原神」など重いゲームも複数のアプリ起動も快適にこなせる、高性能スマホであることがわかりました。
アイドリングストップ機能が搭載されたバッテリーは持ちも良く、急速充電に対応している点も魅力です。
ライカ社監修のカメラは被写体の自然な色味と質感が表現でき、多くの撮影シーンでAIエンジンによる綺麗な写真が撮れます。
価格よりもスペックの高さや機能にこだわりたい方は、ぜひAQUOS R8の購入を検討してみてはいかがでしょうか。