iPhone15 Pro Maxの実機レビュー|エンタメから創作まで楽しめるハイスペックスマホ

iPhone15 Pro Maxの実機を使って詳しくレビューしました。2023年に発売されたiPhone15シリーズのなかでもフラグシップといえるモデルです。6.7インチの大画面に、iPhone史上初の光学5倍ズームを搭載。クリエイターによる創作から3Dゲームなどのエンタメを楽しむ用途まで、幅広くカバーしてくれる1台です。

  • 2024.04.24
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iPhone15 Pro Maxレビュー

iPhone15シリーズでもフラッグシップモデルとなる、iPhone15 Pro Maxをレビューしていきます。

歴代iPhoneシリーズの中でも最高峰、すべての機能を詰め込んだ、Pro性能の大画面モデルです。

大画面でコンテンツを楽しむことはもちろん、5倍望遠レンズによる高画質な写真ができるのも魅力。

そんなフラッグシップモデルのメリットからデメリットまで、詳しくレビューします。

iPhone15 Pro Max アイキャッチ

iPhone15 Pro Maxの詳細を表示する
iPhone15 Pro Maxのスペック
発売日2023年9月22日
画面サイズ6.7インチ
本体サイズ高さ:159.9mm
幅:76.7mm
厚さ:8.25mm
重さ221g
アウトカメラメイン:4,800万画素
超広角:1,200万画素
望遠:1,200万画素
(5倍望遠)
インカメラ1,200万画素
バッテリービデオ再生:最大29時間
ビデオ再生(ストリーミング):最大25時間
オーディオ再生:最大95時間
RAM非公表
ROM256/512GB/1TB
CPUA17 Pro
認証Face ID(顔認証)
防水・防塵性能IP68
カラーナチュラルチタニウム
ブルーチタニウム
ホワイトチタニウム
ブラックチタニウム
キャリア容量価格割引適用時購入
ドコモ256GB236,940円119,460円公式サイト
512GB273,680円145,640円
1TB305,910円169,950円
au256GB230,360円122,360円公式サイト
512GB267,100円141,105円
1TB303,850円159,850円
ソフトバンク256GB229,680円120,840円公式サイト
512GB266,400円 145,440円
1TB293,040円 162,480円
楽天モバイル256GB210,800円105,384円公式サイト
512GB244,800円122,400円
1TB276,800円138,384円
Apple256GB189,800円公式サイト
512GB219,800円
1TB249,800円

購入を検討している方は、iPhone15の在庫・入荷状況で各キャリアの在庫も確認してみてください。

iPhone15 Pro Maxのメリット

メリット
  • 大画面で優秀なディスプレイ
  • 5倍望遠を搭載したカメラ
  • トップクラスの処理能力

iPhone15 Pro Maxのデメリット

デメリット
  • 価格が非常に高い
  • 使いづらいサイズと重量
  • チタン部分は指紋が目立ちやすい
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機種iPhone15Xperia 5 VXiaomi 13TGoogle Pixel 8 Pro
本体au iPhone15 ピンクau Xperia 5 Ⅴ プラチナシルバーau Xiaomi 13Tau Google Pixel 8 Pro ポーセレン
価格65,820円~77,300円~7,900円~65,400円~
特徴iPhone15シリーズを
コスパで選ぶならこれ
高性能チップ搭載
ハイエンドスマホ
高性能カメラ搭載
ハイエンドスマホ
Googleが作った
AIスマホ
購入公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト

iPhone15 Pro Maxの発売日・価格

iPhone15 Pro Max

iPhone15 Pro Maxの評価
総合評価4.5点
カメラ性能4.5
処理性能5.0
画面性能5.0
バッテリー性能4.5
コストパフォーマンス3.0

iPhone15 Pro Maxは2023年9月22日に発売された最新シリーズのフラッグシップモデルです。

スペックは下記の通りです。

 iPhone15 Pro Maxのスペックを評価レビュー

iPhone15 Pro Maxの機能を評価レビュー

iPhone15 Pro Maxのスペック
発売日2023年9月22日
画面サイズ6.7インチ
本体サイズ高さ:159.9mm
幅:76.7mm
厚さ:8.25mm
重さ221g
アウトカメラメイン:4,800万画素
超広角:1,200万画素
望遠:1,200万画素
(5倍望遠)
インカメラ1,200万画素
バッテリービデオ再生:最大29時間
ビデオ再生(ストリーミング):最大25時間
オーディオ再生:最大95時間
RAM非公表
ROM256/512GB/1TB
CPUA17 Pro
認証Face ID(顔認証)
防水・防塵性能IP68
カラーナチュラルチタニウム
ブルーチタニウム
ホワイトチタニウム
ブラックチタニウム
すべて表示

全体的な機能はiPhone15 Proと同様ですが、画面やカメラに違いがあります。

スペックなどを考えると携帯電話というよりもクリエイター向けコンテンツ作成機材のようなスマートフォンです。

各キャリア・ショップでの価格は以下の通りです。

キャリア容量価格割引適用時購入
ドコモ256GB236,940円119,460円公式サイト
512GB273,680円145,640円
1TB305,910円169,950円
au256GB230,360円122,360円公式サイト
512GB267,100円141,105円
1TB303,850円159,850円
ソフトバンク256GB229,680円120,840円公式サイト
512GB266,400円 145,440円
1TB293,040円 162,480円
楽天モバイル256GB210,800円105,384円公式サイト
512GB244,800円122,400円
1TB276,800円138,384円
Apple256GB189,800円公式サイト
512GB219,800円
1TB249,800円

iPhone15 Pro Maxの外観・デザイン

では、iPhone15 Pro Maxを開封・外観を見ていきます。

iPhone15 Pro Maxの外観・デザイン

パッケージング

iPhone15 Pro Max パッケージ

iPhone15 Proシリーズの壁紙は、細かい粒子が特徴です。

公式サイトでも、Proシリーズの外装素材・チタニウムがこの粒子のイメージになっています。

また、iPhone 14 Proから搭載されているDynamic Islandもこのパッケージから確認できます。

iPhone15 Pro Max 開封

開封するとまずiPhone15 Pro Max本体が入っています。

シリーズの中でもカメラ・本体サイズ共に最大級で、実際に見ると存在感があります。

iPhone15 Pro Max 内容物

内容物はスタートアップガイドと、充電用のUSB-C to Cケーブルが入っています。

このケーブルはUSB2.0なので、最大転送速度を使用することはできません。データ転送に使用する方は注意が必要です。

また、ACアダプターは付属していないためこちらも必要な方は購入が必要です。

本体デザイン

iPhone15 Pro Max 本体

では、本体のデザインについて詳しく見ていきたいと思います。

iPhone15 Pro/Pro Maxのカラー

iPhone15 Pro Maxのカラーラインナップ
  • ナチュラルチタニウム
  • ブルーチタニウム
  • ホワイトチタニウム
  • ブラックチタニウム

今回はブルーチタニウムの端末をレビューしていきます。

iPhone15 Proシリーズは全4色展開です。全体的に大人びた高級感のあるラインナップとなっています。

ハイエンドらしい佇まいは所有感を満たしてくれます。

iPhone15 Pro Max 正面

画面サイズは6.7インチと、iPhone15 Plusと同様のサイズです。

アスペクト比は19.5:9と特殊なものですが、一般的な16:9で画面の欠損が発生しないようになっています。

表面はCeramic Shieldガラスが使用されており、耐久性に関しても申し分無いでしょう。

iPhone15 Pro Max 背面

背面にもガラスが使用されています。こちらはCeramic Shieldではないため耐久性は低めです。

落とした時に当たる可能性も高く、本体も大きいためケースの使用をおすすめします。

外観は落ち着いた綺麗さで、触り心地もサラサラとしていて上質な仕上がりでした。

iPhone15 Pro Max 側面

側面にはiPhone15 Proシリーズより採用されたチタニウムが使用されています。

軽量かつ高い強度を有した素材になっており、見た目もマットで質感も高くなっています。

個人的には指紋が非常につきやすいため、その点のみ気になりました。

iPhone15 Pro Max ボタン側側面

もう一方の側面にはアクションボタン、音量スイッチ、SIMカードスロットがあります。

配置は他のiPhone同様の位置となっており、iPhone15 Proをそのまま拡大したような見た目です。

iPhone15 Pro Max アクションボタン

アクションボタンはiPhone15 Proシリーズから搭載された新機能で、使用頻度の高い機能を割り当てられるショートカットボタンです。

あらかじめフラッシュライトやカメラなどを割り当てた状態で、アクションボタンを長押しすると該当機能がすぐに起動します。

サードパーティのアプリには現在対応しておらず、iPhone内蔵の機能のみ割り当て可能です。ただショートカットアプリを経由することで、いくつかのサードパーティアプリは起動可能です。

iPhone15 Pro Max 底面

底面にはUSB-Cポートとスピーカーが搭載されています。

USB-CポートはiPhone15/PlusではUSB2.0対応ですが、Pro/Pro Maxの2機種ではUSB3.0対応で、最大10Gbpsで通信可能です。

DisplayPortによる画面の外部出力にも対応しているため汎用性の高いポートとなりました。

有線充電では高速充電に対応しており、約30分で最大50%の充電が可能です。

iPhone15 Pro Maxのディスプレイ

iPhone15 Pro Max ディスプレイ

iPhone15 Pro Maxではシリーズ最大のSuper Retina XDRディスプレイが搭載されています。

目に見えないほどの素子を使用した有機ELディスプレイで、精細な表示が可能です。

映像や写真などのコンテンツを楽しむ上では、これ以上のディスプレイはないでしょう。

iPhone15 Pro Max iPhone15 Plus

iPhone15/iPhone15 Plusとの違いは2点、常時表示機能とリフレッシュレートです。

常時表示機能とは、その名の通りロック画面を消灯せずにディスプレイONの状態を保つ機能です。時刻や通知をすぐに確認できるのが便利でした。

またiPhone15/15 Plusのリフレッシュレートは60Hzですが、iPhone15 Pro/15 Pro Maxは120hHzです。リフレッシュレートが高いことで、動きが激しいゲームではキャラクター等の動きが滑らかに表示されるようになります。またスクロールなどの基本動作が滑らかになるなどの利便性もあります。

iPhone15 Pro Max 屋外2

iPhone15 Pro Maxを屋外で使用してみました。最大輝度1,000ニトのディスプレイは直射日光下でも問題なく見ることができます。

筆者はiPhone13 miniを使用していますが、実際に比較することで「外で画面が見づらかったこと」に気づくことができました。

iPhone15シリーズ ディスプレイ比較
左より13mini、15 Plus、15 Pro Max、15 Pro、15

実際にiPhone15シリーズとiPhone13 miniを屋外で並べてみました。15シリーズははっきりと画像が見えるかと思います。

家電量販店などではなかなか実感できないため、ぜひ参考にしてみてください。

筆者のような古いiPhoneシリーズをお使いの方には、ディスプレイが明るくなった点はおすすめしたいポイントの一つです。

iPhone15 Pro Maxのサイズ・重さ

iPhone15 Pro Max 大きさ

iPhone15 Pro Maxはかなり大きなスマートフォンとなっています。

iPhone15 Pro Maxのサイズと重量
  • 高さ:159.9mm
  • 幅:76.7mm
  • 厚さ:8.25mm
  • 重量:221g

6.7インチという大きな画面を搭載しているため、握った印象としても手に余るようなサイズです。

筆者のような成人男性でも片手で操作することは難しく、両手での操作が必須です

iPhone15 Pro Max 大きさ2

側面のボタンを押す際も片手で画面を見ながら、というのは厳しいです。何をするにも両手で使用することが必須になるでしょう。

iPhone15 Pro Max 重さ

公式サイトによるとiPhone15 Pro Maxの重さは221gで、実測結果も221gと差はありませんでした

iPhone15 Proと比較すると26gほど重くなっています。またiPhone15 Plusより20gほど重いです。

iPhone15シリーズのなかで15 Pro Maxはもっとも重いですが、それに見合う高性能を有していると言えるでしょう。

さらにiPhone15 Pro Maxはチタニウムを採用したことで、iPhone14 Pro Maxよりも19gほど軽量化されているのは大きなメリットです。

iPhone15 Pro Maxのカメラ性能

iPhone15 Pro Max カメラ

ここからはiPhone15 Pro Maxのカメラ性能について詳しく見ていきます。

iPhone15 Pro Maxのカメラ性能

カメラスペック

iPhone15 Pro Maxには3種類のカメラが搭載されています。

iPhone15 Pro Maxはトリプルカメラ
  • 超広角:13mm/F2.2/1,200万画素
  • 広角:24mm/F1.78/4,800万画素
  • 望遠:120mm/F2.8/1,200万画素

iPhone15 Pro Maxは、iPhone史上初めて光学5倍ズームのカメラが搭載されました。

iPhone15 Proでも光学3倍ズームのカメラが搭載されていますが、それよりもさらに望遠が可能なレンズです。

光学5倍のズーム機能はスマートフォンの中でもトップクラスのカメラ性能で、よく写真を撮る方におすすめしたいです。

昼間の撮影

では、実際に撮影した写真を見ていきます。

iPhone15 Pro Max 超広角
超広角

まず超広角での撮影結果です。

iPhone15シリーズでは、ほぼ共通となる画角で、iPhone15 Proと同じカメラになります。

彩度が比較的高めな写真になっています。白飛びや黒潰れも起きづらく、雲もはっきりと出ている良い写りです。

iPhone15 Pro Max 広角
広角

広角に関してもiPhone15 Proと同様です。4,800万画素で、かなり精細な写りが実現できています。

夕暮れの色合いもしっかりと再現できていて、人の見る景色に近いと言えるでしょう。

歪みや減光もなく、レンズ交換式カメラに近しい写真を撮ることができました。

iPhone15 Pro Max 2倍ズーム
2倍望遠

またセンサーの一部分をクロップする、2倍ズームの写真も撮影できます。

先ほどの広角と同じセンサーを使用しての撮影なので、同様に明るさの階調を豊かに捉えることができ、白飛びや黒つぶれしづらい写真になっています。

デジタルズームのようなガビガビ感もありません。1倍と2倍での使い分けはかなり使いやすいという印象を受けました。

iPhone15 Pro Max 5倍望遠
5倍望遠

最後に、iPhone15 Pro Maxにのみ搭載された光学5倍ズームの画像を見ていきます。

1枚目の超広角ではあんなに遠かった橋が大きく写っています。同じスマートフォンで撮ったとは思えないほど拡大できました。

広角に比べると画質の劣化は否めません。しかしスマートフォンでここまでの望遠が撮影できることはiPhone15 Pro Maxならではの撮影体験です。

夜間の撮影

iPhone15 Pro Maxを使用した夜間の撮影について見ていきます。

iPhone15 Pro Max
超広角

まず超広角での撮影結果です。イルミネーションを含む撮影ですが、暗い部分から明るい部分までしっかり撮影できています。

iPhone15シリーズからスマートHDR機能が4から5へとさらに強化されています。これにより写真の明るい部分は明るすぎず、暗い部分は暗すぎず、人の目に近しい自然な写りを実現しています。

拡大するとどうしてもキレの悪さは目立ちますが、悪くない撮影結果と言えるでしょう。

iPhone15 Pro Max 夜間広角
広角

広角の撮影結果を見ていきます。かなり明るく写っていますが、ゴーストやフレアのような現象が認められます。

iPhone15 Proなどの他の機種で同様に撮影を行いましたが、そちらでは見られなかったため撮影の際の設定によるものと考えられます。

それ以外に関しては夜間にも関わらずキレも良く、暗所もはっきりと撮れているため、良い撮影結果ではないでしょうか。

iPhone15 Pro Max 夜間2倍望遠
2倍望遠

広角レンズを使った2倍ズームでの撮影結果です。こちらでも広角と同様ですが、4,800万画素ならではのキレの良い写真が撮影できています。

暗所でもこのような撮影結果ですので、画質面においてはスマートフォンの中でもかなり良いカメラということができるでしょう。

特に撮影後の処理に関してはAppleの今までの経験が活かされた、全体が美しく見える処理がなされているような印象を受けます。

iPhone15 Pro Max 夜間5倍望遠
5倍望遠

iPhone15 Pro Maxの新機能、光学5倍ズームで夜間撮影した結果です。もっともも望遠できるこちらのモードですが、どうしても暗所では画質の劣化が見受けられます。

全体としてはiPhoneらしからぬ白っぽさがあり、細部では処理でノイズリダクションが実施されているような画像になっています。

全体としてはiPhoneらしからぬ白っぽさがあります。夜間ということで写真に発生した細かな粒子(ノイズ)を、画像編集によって除去したかのような、やや違和感のある写真になってしまっています。

ただ白飛び・黒潰れは最低限に抑えられている点など、5倍ズームとしては十分な性能のように感じます。筆者も欲しくなるほどのカメラでした。

iPhone15 Pro Max カメラアプリ

ほかにも、Proシリーズならではのマクロモードや、暗所でのポートレートの強化、写真モードでのポートレートなど進化しています。

動画ではLogエンコーディングや、Vision Pro(海外で2024年2月に発売されたAppleのヘッドセット)で使用できる空間ビデオの撮影も可能となっており、プロの撮影機材のような仕様です。

RAWデータでの書き出しも含め、iPhone Pro Maxのカメラは一段とレンズ交換式カメラに近づいたと言えます。

iPhone15 Pro Maxのスペック・処理性能

 iPhone15 Pro Maxのスペックを評価レビュー

iPhone15 Pro Maxに搭載されているチップは、現在最新のA17 Proチップです。

従来のチップに比べてGPU面での性能が大きく向上しており、公式サイトでは最大20%早いと言われています。

特にゲームや動画の編集をiPhoneで行う方にはおすすめの性能です。

今回は実際にベンチマークを行うことができましたので、結果を見ていきたいと思います。

iPhone15 Pro Max Geekbench

まず、GeekBench6を実施した結果です。

Geekbench 6の結果
  • CPUシングルスコア…2954
  • CPUマルチスコア…7424
  • GPU…27164

A16 Bionicを搭載しているiPhone15と比較するとシングルでは15%程度の向上、マルチでは16%程度の向上、GPUは21%程度向上していました。

全体的にかなり性能が向上しており、これまでのiPhoneの中でもっとも良い処理能力と言えるでしょう。

iPhone15 Pro Max AnTuTu

別のベンチマークアプリ、「AnTuTu Ver10.0.3」も実施いたしました。

こちらでは1,464,771と、ほとんどのゲームで快適に動作できるでしょう。

iPhone15 Pro Max 原神

今回は重たいゲームの代表として「原神」をプレイしてみました。

建物などのオブジェクトが多く、エフェクトが多い場面でも描写が細かい設定で問題なく動作しました。

iPhone15 Pro Maxはゲームにとても適したスマートフォンに仕上がっていました。

iPhone15 Pro Maxのバッテリー持ち

iPhone15シリーズ バッテリー検証

Appleの公式発表はありませんが、海外メディア等ではiPhone15 Pro Maxには4,422mAhのバッテリーが搭載されていると報道があります。

iPhone14 Pro Maxから微増しているようですが、その差はほとんどないと言えるでしょう。

公式サイトのバッテリー持続時間の記載は、iPhone14 Pro Maxから変化ありません。つまり、A17 Proチップの消費電力はA16とほとんど変わらないと考えられます。

iPhone14 Pro MaXからのバッテリー持ちの改善はあまり期待できそうにないですね。

今回は動画の再生とゲームの待機画面を使用してバッテリーの持ちを検証しました。

動画では全体的に暗い画面が続きましたが、1時間再生したところ100%のままで全く減らないという結果でした。

ゲームの待機画面では明るい画面が続き、1時間で7%ほど減りました。バッテリー持ちは非常に良いと言えます。

iPhone15 Pro Maxのメリット

iPhone15 Pro Maxのメリット

実際にiPhone15 Pro Maxを使用してみて、感じたメリットは下記のとおりです。

メリット
  • 大画面で優秀なディスプレイ
  • 5倍望遠を搭載したカメラ
  • トップクラスの処理能力

Pro Maxの名を冠するにふさわしい、現在iPhoneの中でもっとも良い性能を有したスマートフォンだといえます。

なかでも5倍望遠を搭載するスマートフォンはほとんどありません。使いやすく優秀なカメラはスマートフォンでもトップクラスです。

ディスプレイも優秀であるためコンテンツを作る、楽しむの両方で活躍すること間違いなしです。

iPhone15 Pro Maxのデメリット

iPhone15 Pro Maxのデメリット

iPhone15 Pro Maxのデメリットは少ないですが、実用する上では大きなポイントでした。

デメリット
  • 価格が非常に高い
  • 使いづらいサイズと重量
  • チタン部分は指紋が目立ちやすい

特に価格とサイズの2点はどうしても気になってしまいました。

性能はノートPCに匹敵しますが、価格は最安モデルで約19万円と、気軽に購入できるレベルではありません。

また、軽くなったとはいえ200gを超える重量はかなりの重さです。画面も大きく、両手でないと操作ができないという不便さも抱きました。

iPhoneでしかできないクリエイションを目指すなら

iPhone15 Pro Max 屋外

iPhone15 Pro Maxは非常に良いスマートフォンでした。スマートフォンでもトップクラスの性能が良い形でまとまっていると言えます。

一方、性能が詰め込まれた分だけ使いづらさがありました。両手で操作する必要がある点は煩わしさがついてきます。

スマートフォンでしかできない創作を行うのであれば、この一台はパワフルなマシンであることは間違いありません。クリエイションの機材としておすすめできるスマホでした。