本記事ではiPhoneにおすすめの格安SIMを紹介します。
iPhoneは使い勝手とデザインのどちらも優れた端末ですが、機種代金が高いデメリットがあります。
そこで格安SIMと組み合わせて月々の支払いを抑えることで、デメリットを減らしつつiPhoneを使うことが可能です。
iPhoneが使えるおすすめ格安SIMを知りたい方や、格安SIMへの乗り換えを検討しているiPhoneユーザーの方はぜひ参考にしてください！
兼松コミュニケーションズでは、ドコモ・au・ソフトバンクの携帯キャリアショップを運営しています。
スマホで何かお困りのことがあれば、ぜひお近くのキャリアショップにご来店ください。
【最新】iPhoneにおすすめの格安SIM6選
まずはiPhoneの利用におすすめの格安SIMを紹介します。
本記事で紹介するおすすめの格安SIMは以下の6つです。
料金や特徴をひとつずつ解説していきます。
UQモバイル
画像引用元：UQモバイル
| UQモバイルの概要 | |
|---|---|
| 通信回線 | au |
| 料金プラン (音声・月額) | コミコミプラン 20GB：3,278円(10分以内無料かけ放題付き) |
| トクトクプラン ・〜1GB：2,277円 ・1GB超〜15GB：3,465円 |
|
| ミニミニプラン 4GB：2,365円 |
|
| 通信速度 | 下り：109.48Mbps 上り：17.29Mbps ※引用元：みんなのネット回線速度 |
| 上限超過時の速度 | コミコミプラン/トクトクプラン：1Mbps ミニミニプラン：300kbps |
| 5G対応 | ○ |
| テザリング | ○ |
| 基本通話料 | 22円/30秒 |
| かけ放題オプション(月額) | 通話放題 無制限：1,980円 ※コミコミプランの場合は1,100円 |
| 通話放題ライト 10分以内：880円 ※コミコミプランには付帯 |
|
| 通話パック 60分/月：550円 ※トクトクプラン/ミニミニプランのみ |
|
| eSIM対応 | ○ |
| 初期費用 | 3,850円 |
| 支払い方法 | 口座振替 クレジットカード 自動振込(4G LTEプランのみ) コンビニエンスストア |
| サポート | 店舗 電話 チャット メール |
UQモバイルはスマホキャリアのひとつauのサブブランドに位置する格安SIMです。
auと同じ回線網を使っているため、通信速度が安定して速い特徴があります。
格安SIMの中では実店舗の数が多いので、初めて格安SIMを使う方でも店舗サポートがあるため使いやすいでしょう。
そのため、安さだけでなく安定性も求める方にUQモバイルはおすすめです。
楽天モバイル
画像引用元：楽天モバイル
| 楽天モバイルの概要 | |
|---|---|
| 通信回線 | 楽天/au |
| 料金プラン (音声・月額) | Rakuten最強プラン ・〜3GB：1,078円 ・3GB超〜20GB：2,178円 ・20GB超〜：3,278円 |
| 通信速度 | 下り：110.58Mbps 上り：33.35Mbps ※引用元：みんなのネット回線速度 |
| 上限超過時の速度 | 最大128kbps |
| 5G対応 | ○ |
| テザリング | ○ |
| 基本通話料 | Rakuten Linkアプリ使用：無料 通常：22円/30秒 |
| かけ放題オプション(月額) | 15分かけ放題：1,100円 (1回15分以内) |
| eSIM対応 | ○ |
| 初期費用 | 0円 |
| 支払い方法 | クレジットカード 口座振替 楽天ポイント |
| サポート | 店舗 電話 チャット メール |
楽天モバイルは使ったデータ容量に応じて料金が変動する従量制プランを採用しています。
データ容量の消費が少ない方であれば1,078円から利用可能となっており、月額料金を安く抑えられます。
またデータ容量の消費が多い方でも3,278円で使い放題になることもメリットのひとつです。
毎月必要なデータ容量が変わる方や大容量の通信を行う方に楽天モバイルはおすすめです。
ワイモバイル
画像引用元：ワイモバイル
| ワイモバイルの概要 | ||
|---|---|---|
| 通信回線 | ソフトバンク | |
| 料金プラン (音声・月額) | シンプル2 | シンプル ※新規受付終了 |
| S 4GB：2,365円 M 20GB：4,015円 L 30GB：5,115円 | S 3GB：2,178円 M 15GB：3,278円 L 25GB：4,158円 |
|
| 通信速度 | 下り：96.01Mbps 上り：17.11Mbps ※引用元：みんなのネット回線速度 |
|
| 上限超過時の速度 | S：300kbps M/L：1Mbps | S：300kbps M/L：1Mbps |
| 5G対応 | ○ | |
| テザリング | ○ | |
| 基本通話料 | 22円/30秒 | |
| かけ放題オプション(月額) | だれとでも定額＋：880円 (1回10分以内) | だれとでも定額：770円 (1回10分以内) |
| スーパーだれとでも定額＋：1,980円 (無制限) | スーパーだれとでも定額(S)：1,870円 (無制限) |
|
| eSIM対応 | ○ | |
| 初期費用 | 3,850円 | |
| 支払い方法 | クレジットカード 口座振替 |
|
| サポート | 店舗 電話 チャット メール |
|
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドとなっており、通信品質が高いのが特徴です。
UQモバイルと同様に店舗数が多いため、店頭でのサポートを受けたい方も使いやすいでしょう。
一方で月額料金が若干高めなデメリットがあります。
家族で契約したり光回線とセットで使ったりすることで料金は抑えられますが、ワイモバイル単体で使いたい方は注意しましょう。
OCN モバイル ONE
画像引用元：OCNモバイルONE
| OCN モバイル ONE の概要 | |
|---|---|
| 通信回線 | ドコモ |
| 料金プラン (音声・月額) ※新規申し込み・SIMカード追加受付終了 | 500MB：550円 ・通話最大10分相当/月 無料 |
| 1GB：770円 3GB：990円 6GB：1,320円 10GB：1,760円 |
|
| 通信速度 | 下り：49.55Mbps 上り：9.7Mbps ※引用元：みんなのネット回線速度 |
| 上限超過時の速度 | 200kbps |
| 5G対応 | ○ |
| テザリング | ○ |
| 基本通話料 | OCNでんわ：11円/30秒 その他：22円/30秒 |
| かけ放題オプション(月額) | 10分かけ放題：935円 10分以内/回 |
| トップ3かけ放題：935円 通話料上位3番号かけ放題 |
|
| 完全かけ放題：1,430円 無制限 |
|
| eSIM対応 | - |
| 初期費用 | 3,733円 |
| 支払い方法 | クレジットカード |
| サポート | 店舗 電話 チャット |
OCN モバイル ONEは新規受付を終了しています。
ドコモ回線を使った格安SIMで、ドコモでiPhoneを運用している方は乗り換えやすかったのではないでしょうか。
低容量プランが充実した格安SIMで500MBから契約可能のため、毎月必要なデータ容量が少ない方だと使いやすいです。
一方で店舗でのサポート不可や、クレジットカード払いにしか対応していないデメリットもありました。
mineo
画像引用元：格安スマホ・SIM【mineo(マイネオ)】
| mineoの概要 | |
|---|---|
| 通信回線 | ドコモ au ソフトバンク |
| 料金プラン (音声・月額) | マイピタ ・1GB：1,298円 ・5GB：1,518円 ・10GB：1,958円 ・20GB：2,178円 |
| マイそく ・スタンダード 最大1.5Mbps：990円 ・プレミアム 最大3Mbps：2,200円 ・ライト 最大300kbps：660円 ・スーパーライト 最大32kbps：250円 |
|
| お試し200MBコース：1,100円 ※最大2ヵ月 |
|
| 通信速度 | 下り：42.16Mbps 上り：10.09Mbps ※引用元：みんなのネット回線速度 |
| 上限超過時の速度 | 200kbps |
| 5G対応 | ○ |
| テザリング | ○ |
| 基本通話料 | mineoでんわ：10円/30秒 通常：22円/30秒 |
| かけ放題オプション(月額) | 10分かけ放題：550円 (1回10分以内) |
| 10分通話パック：110円 (月最大10分) |
|
| 時間無制限かけ放題：1,210円 (無制限) |
|
| eSIM対応 | ○ |
| 初期費用 | 3,740円 |
| 支払い方法 | クレジットカード ※eo光ネットを利用中かつ口座振替を選択している場合は口座振替も選択可能 |
| サポート | 店舗 電話 チャット メール |
mineoはドコモ・au・ソフトバンクの3つの回線を使える格安SIMです。
これらのキャリアを使っている方なら誰でもSIMロック解除が不要で乗り換えられるため、乗り換え手続きが簡単な特徴があります。
またmineoはデータ容量が無制限になるパケット放題Plusというオプションも提供中です。
月額385円が発生するオプションですが、毎月必要なデータ容量が多い方であれば利用してもよいでしょう。
IIJmio
画像引用元：IIJmio
| IIJmioの概要 | |
|---|---|
| 通信回線 | ドコモ au |
| 料金プラン (音声・月額) | 2GB：850円 5GB：990円 10GB：1,500円 15GB：1,800円 20GB：2,000円 |
| 通信速度 | 下り：49.0Mbps 上り：10.61Mbps ※引用元：みんなのネット回線速度 |
| 上限超過時の速度 | 300kbps |
| 5G対応 | ○ |
| テザリング | ○ |
| 基本通話料 | 11円/30秒 |
| かけ放題オプション(月額) | 通話定額5分＋ 5分以内：500円 |
| 通話定額10分＋ 10分以内：700円 |
|
| かけ放題＋ 無制限：1,400円 |
|
| eSIM対応 | ○ |
| 初期費用 | eSIM：3,520円 ドコモ回線：3,733円 au回線：3,746円 |
| 支払い方法 | クレジットカード |
| サポート | 電話 チャット メール |
IIJmioは幅広い料金プランが特徴的な格安SIMです。
2～20GBまで選べるため、ご自身の使い方に合ったプランを見つけやすいでしょう。
また音声通話SIMだけでなく、データSIMやSMS対応SIMなども用意しておりサブ端末用としても使いやすいです。
自分に合ったプランを選びたい方や、ご自身でトラブル時に対応できる方にIIJmioはおすすめです。
iPhoneを格安SIMで使うメリット
iPhoneを格安SIMで使うメリットは以下になります。
メリットをひとつずつ解説していきます。
月額料金が安く抑えられる
iPhoneを格安SIMで使う最大のメリットは、キャリアと比べて月額料金が安く抑えられることです。
キャリアでiPhoneを使う場合は安くても5,000円程度の支払いが毎月発生してしまいます。
しかし、格安SIMでiPhoneを使う場合は3,000円程度で抑えられることがほとんどです。
毎月必要なデータ容量が少ない方ほど、キャリア時代よりも月額料金を安く抑えられるでしょう。
料金プランがわかりやすい
iPhoneを格安SIMで使う場合、料金プランがわかりやすいのがメリットです。
キャリアの場合はさまざまな割引制度を使って月額料金を抑えるため、オプションを解約すると月額料金が高くなってしまうことがあります。
格安SIMの場合は割引を使って月額料金を抑えることが少なく、ご自身で気軽にオプションの組み換えが可能です。
SIMフリーのiPhoneを安く購入できる
格安SIMでiPhoneを使う場合は、SIMフリーのiPhoneをApple Storeで安く購入できるメリットがあります。
キャリアでiPhoneを購入する場合は、2年後などにiPhoneを返却することで端末代金を抑えることが一般的です。
Apple Storeで購入するのであれば金利0%、最大36回払の後払いプランを選ぶことで安くiPhoneを購入できます。
iPhoneを格安SIMで使うデメリット
iPhoneを格安SIMで使うデメリットは以下のとおりです。
デメリットをひとつずつ解説していきます。
最新のiPhoneとセット購入できないことがある
iPhoneを格安SIMで使う場合は、最新のiPhoneとセット購入できないことがあります。
格安SIMは旧モデルのiPhoneを取り扱っていることが多く、最新のiPhoneが購入できるとは限りません。
ただし最新のiPhoneはApple Storeで購入できるため、セット購入にこだわらない方であればデメリットではありません。
LINEのID検索が使えないことがある
格安SIMではLINEのID検索が使えないデメリットがあります。
LINEのID検索を普段から使っている方だと、ID検索が行えないと不便に感じるでしょう。
ただし、UQモバイルやワイモバイルなどの格安SIMであればID検索は可能です。
ID検索を使っている方は、事前にID検索が可能か調べてから格安SIMへ乗り換えましょう。
店舗でのサポートが受けられないことが多い
格安SIMの多くは店舗を持っていないため、店舗での対面サポートが受けられないことが多いです。
格安SIMは店舗を持たず人件費やテナント費を削って低料金を実現しているので、ある程度は仕方ないと割り切るしかありません。
対面サポートを受けたい方はUQモバイルやワイモバイルなど、店舗が多い格安SIMを選ぶとよいでしょう。
iPhoneで格安SIMに乗り換える手順
iPhoneで格安SIMに乗り換える手順は以下のとおりです。
手順をひとつずつ解説していきます。
手順1.SIMフリーのiPhoneを用意する
格安SIMに申し込む前にSIMフリーのiPhoneを用意してください。
SIMロックがかけられたiPhoneの場合は、キャリアのマイページでSIMロック解除を行いましょう。
ただし、使っているキャリアと同じ回線を使う格安SIMに乗り換える場合のみSIMロック解除は不要です。
手順2.MNP予約番号を取得する
現在の電話番号のまま格安SIMに乗り換えたい場合は、MNP予約番号を取得してください。
MNP予約番号はキャリアで取得することになるため、キャリアのマイページや電話で取得しましょう。
電話番号が変わってもよい方であれば、MNP予約番号を取得する必要はありません。
手順3.格安SIMに申し込む
SIMフリーのiPhoneとMNP予約番号を用意したあとは、格安SIMに申し込みましょう。
申し込み時には本人確認書類やクレジットカード番号が必要になるため、手元に用意しておくとスムーズに進められます。
手順4.届いたSIMカードを挿入して回線切り替えの手続きを行う
格安SIMへの申し込み完了後、数日経つとSIMカードが届くためiPhoneへ挿入してください。
キャリアのSIMカードが挿入されていた場合は、入れ替えるだけで問題ありません。
MNPでの乗り換えを行った場合は、回線切り替えの手続きも行う必要があります。
契約する格安SIMによって手順が異なるため、SIMカード申し込み時に届いた説明書を読みながら手続きを行ってください。
手順5.APN設定を行う
SIMカードをiPhoneに挿入したあとは、APN設定を行う必要があります。
iPhoneのAPN設定はWi-Fiを使用するため、自宅にWi-Fi環境がない場合はカフェやファミレスなどで手続きを行わなければいけません。
Wi-Fiに接続した状態で、各格安SIMの説明書に従ってプロファイルをインストールしてください。
iPhoneで格安SIMに乗り換える注意点
iPhoneで格安SIMに乗り換える際は、以下の注意点に気をつける必要があります。
契約後に後悔しないためにも注意点は事前に把握しておきましょう。
動作対象外のことがある
契約する格安SIMによっては、iPhoneが動作対象外のことがあります。
新しいiPhoneであれば動作確認が行われていることが多いものの、古いiPhoneの場合は動作対象外のことがあるのです。
また最新のiPhoneの発売直後も動作確認が行われていないことがあるため注意が必要です。
APN設定を自分で行う必要がある
iPhoneに限った話ではありませんが、格安SIMを使う場合はAPN設定を自分で行う必要があります。
キャリアではAPN設定をスタッフが行ってくれるため、キャリアしか使ったことがない方は馴染みがない言葉でしょう。
また、iPhoneの場合はAPN設定を行う際にWi-Fi環境が必要です。
自宅にWi-Fi環境がない場合は、Wi-Fi接続できるカフェなどを利用する必要がある点にも注意しましょう。
SIMロック解除が必要になることがある
iPhoneを格安SIMで使う場合はSIMロック解除が必要になる可能性があります。
ただし、2024年現在は基本的にSIMロックはかけられておらず、キャリアで購入した古いiPhoneを使っている場合のみSIMロック解除が必要です。
SIMロックがかけられているか確認する方法は以下になります。
- 設定アプリの一般をタップする
- 一般内の情報をタップする
- SIMロックの項目を確認する
iOS 14以上の場合は上記の方法で確認できるため、わからない場合は確認しておきましょう。
なおSIMロックがかけられていた場合は、契約中のキャリアでSIMロック解除を行ってください。
iPhoneと格安SIMに関してよくある質問
画像引用元：iPhone15｜Apple
最後にiPhoneと格安SIMに関するよくある質問に回答していきます。
質問にひとつずつ回答していきます。
iPhoneをセット購入できる格安SIMはある？
本記事で紹介したOCN モバイル ONEや楽天モバイルは端末代金が安く設定されつつ、セット購入も可能です。
格安SIMによってセット購入できるiPhoneシリーズは異なるため、欲しいiPhoneを取り扱っているのか調べておきましょう。
iPhone持ち込みで格安SIMを使うことはできる？
ただしSIMロックがかけられていないiPhoneである必要と、契約したい格安SIMで動作確認が取れている必要があります。
どちらも事前に確認できるため、格安SIMで使えるiPhoneか調べてから乗り換えを行いましょう。
格安SIMでiPhoneをお得に使おう！
画像引用元：iPhone15 Pro｜Apple
本記事ではiPhoneの運用におすすめの格安SIMや、iPhoneを格安SIMで使うメリットなどを解説しました。
iPhoneは優れた端末である一方で端末代金が高いデメリットがあります。
格安SIMに乗り換えることで端末代金が高くても毎月の通信費を抑えられるため、トータルでの出費を抑えられる可能性が高いです。
最新のiPhoneはApple Storeで安く購入できるので、格安SIM+iPhoneの運用ハードルが低いことも魅力のひとつです。
本記事を参考に格安SIMを選んで、通信費を抑えつつiPhoneを運用してみてくださいね。