iPhone15に指紋認証が復活しない理由は?Touch IDはいつから無いのか解説

iPhone15の指紋認証(Touch ID)に関する噂を解説します。iPhone15は指紋認証ではなく顔認証のみが搭載されると予想されます。顔認証はマスク時でも認証できるほど進化しており、今後もAppleは顔認証の進化を目指すでしょう。

  • 2024.03.06
  • 本記事には広告が表示されます
iPhone15に指紋認証(Touch ID)はつかない?生体認証の予想まとめ

2023年9月に発表・発売が予想されているiPhone15シリーズ。

歴代iPhoneにおいては、iPhoneXではじめて顔認証(Face ID)が搭載されてからSEを除く最新のiPhone14まで、指紋認証(Touch ID)は復活していません

まだ正式発表されていないiPhone15についても、指紋認証(Touch ID)はつかないと予想されています。

この記事では、iPhone15の指紋認証(Touch ID)がつかない可能性やその理由について深掘りしていきます。

指紋認証(Touch ID)の搭載が気になる方はぜひ最後までチェックしてくださいね。

Appleの速報バナー
iPhone15の最新情報

兼松コミュニケーションズ株式会社のロゴ 兼松コミュニケーションズでは、ドコモ・au・ソフトバンクの携帯キャリアショップを運営しています。 スマホで何かお困りのことがあれば、ぜひお近くのキャリアショップにご来店ください。
auの最新おすすめスマホ
機種iPhone15Xperia 5 VXiaomi 13TGoogle Pixel 8 Pro
本体au iPhone15 ピンクau Xperia 5 Ⅴ プラチナシルバーau Xiaomi 13Tau Google Pixel 8 Pro ポーセレン
価格65,820円~77,300円~7,900円~65,400円~
特徴iPhone15シリーズを
コスパで選ぶならこれ
高性能チップ搭載
ハイエンドスマホ
高性能カメラ搭載
ハイエンドスマホ
Googleが作った
AIスマホ
購入公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト

【結論】iPhone15に指紋認証(Touch ID)はつかない可能性が高い!

【結論】iPhone15に指紋認証(Touch ID)はつかない可能性が高い!

結論からお伝えすると、iPhone15には指紋認証(Touch ID)がつかない可能性が高いです。

一時はiPhone15で指紋認証(Touch ID)が搭載されるとの予想が出ていましたが、現時点でその予想はなくなりました。

アジアのAppleアナリストMing-Chi Kuo氏によると、2023年と2024年は指紋認証(Touch ID)を搭載しない可能性があるとのこと。

これについてはディスプレイ業界に精通するRoss Young氏も「iPhone16まで指紋認証(Touch ID)はつかないだろう」と発言をしているため信憑性は高そうです。

その他多くのメディアがiPhone15に指紋認証(Touch ID)はつかないと予想立てしています。

指紋認証(Touch ID)を待ち望む人にとっては残念な予想ですね……。

この記事ではその理由についても深掘りしていきます。

iPhone15には指紋認証がつかない?Touch IDは復活?

iPhone15には指紋認証がつかない?Touch IDは復活?

先ほど結論でもお伝えしたとおり、iPhone15シリーズでは指紋認証(Touch ID)がつかないでしょう。

将来的にディスプレイ内蔵型の指紋認証(Touch ID)の搭載は予想されているものの、現時点でその動きはなさそうです。

実は2022年に発売されたiPhone14シリーズも、発売前はディスプレイ内蔵型指紋認証(Touch ID)の搭載予想が出ていました。

しかしiPhone14シリーズは引き続き顔認証(Face ID)の継続となり、予想は外れるかたちに。

現時点では、2024年の発売シリーズまで指紋認証(Touch ID)の復活はないとの見方が強まっています。

それでは、なぜiPhone15に指紋認証(Touch ID)がつかないのでしょうか。

はっきりとした発表はありませんが、いくつか推測されている理由があります。次の章で詳しくチェックしてみましょう。

iPhone15に指紋認証がつかない理由は?Touch IDはいつからない?

iPhone15に指紋認証がつかない理由は?Touch IDはいつからない?

iPhoneシリーズの指紋認証(Touch ID)は、2017年のiPhone8を最後に搭載されていません。

ちなみにナンバリングとは別のiPhoneSE2(2020年発売)、iPhoneSE3(2022年発売)には搭載されています。

指紋認証(Touch ID)が搭載されたiPhoneシリーズ
  • iPhone5s
  • iPhone6/Plus
  • iPhone6s/Plus
  • iPhoneSE
  • iPhone7/Plus
  • iPhone8/Plus
  • iPhoneSE(第2世代)
  • iPhoneSE(第3世代)

iPhone15は指紋認証(Touch ID)がつかないとの予想ですが、その根拠がいくつかあります。

それぞれについて詳しく解説していきます。

生体認証の開発メンバーを顔認証(Face ID)チームに移している

Appleは2022年まで注力していた指紋認証(Touch ID)開発メンバーを、22年1月には顔認証(Face ID)開発チームに移したようです。

これは今後の生体認証開発の中で指紋認証(Touch ID)には注力しない方針と考えてもよいでしょう。

課題だったマスク着用時のロック解除が可能になった

日本では感染症対策などを理由にマスクを着用して外出する人も少なくありません。

搭載当初の顔認証(Face ID)は、マスクやメガネを着用している時に顔認証が通らないケースがありました。

しかしiOS 15.4以降のOSではマスク着用時の顔認証ができるように。

カメラにさっと顔をかざすだけで、マスク・メガネ着用時もロックが解除できるのは大きなメリットですよね。

すっぴんで判定されない心配もありません!

一方で指紋認証(Touch ID)は水分・汚れ・キズなどがあると認証されないケースがあります。

これはOSで改善できない課題でもあるため、このデメリットを考慮すると復活させる必要もなくなってしまいます。

現行iPhoneはモジュールを組み込めない設計

実は現行のiPad Air(第4世代)などには搭載されている指紋認証(Touch ID)。

電源ボタンと一体化させるトップボタンを採用していますが、モジュールが大きくiPhoneのサイズにはフィットしません

物理的に指紋認証(Touch ID)のモジュールを組み込むには、iPhoneの一部機能をカットしなければならず、非現実的です。

内蔵型指紋認証(Touch ID)を含む新デザインの設計の遅延

ボタン式指紋認証は設計的に困難とされていますが、ディスプレイ内蔵型も同様に現行の設計に取り入れるのは困難です。

デザイン変更には3年程度の開発期間が必要なため、指紋認証(Touch ID)を今から導入することはできません。

すでに開発チームは顔認証(Face ID)に移っているとのこと。今からチームを立ち上げても製品搭載まで数年はかかります。

今後ユーザーの声に応えたり、さらに性能の優れた指紋認証(Touch ID)搭載を決定してもiPhone15には間に合いません。

顔認証(Face ID)のほうがセキュリティ精度が高い

最も確かな根拠といえるのが「顔認証(Face ID)のセキュリティの高さ」です。

Apple公式が発表した情報によると、指紋認証(Touch ID)の20倍以上のセキュリティ性能を持っているようです。

指紋1つ、容姿1つをそれぞれ登録した場合、他人がロック解除できる確率は以下のように算出されています。

  • 指紋認証(Touch ID):5万分の1未満
  • 顔認証(Face ID):100万分の1未満

顔認証(Face ID)は目には見えないドットで顔の情報を取得し、数学的データに変換して本人判別を行います。

また、出力した紙や2Dの写真の顔だけでは判別できない深度の情報を参照して認証するので、マスク着用でのなりすましも通用しません

セキュリティが高い顔認証(Face ID)があれば、わざわざ指紋認証(Touch ID)を搭載する必要がないのは大きな理由となるでしょう。

画面注視認識機能があるため、就寝中に勝手に解除される恐れもありません。

iPhone15の指紋認証に関する情報が公開されるのはいつ?

iPhone15の指紋認証に関する情報が公開されるのはいつ?

iPhone15に指紋認証(Touch ID)が搭載されるか否かがはっきりするのは、AppleがiPhone15を正式発表する時です。

現時点でAppleから新作発表会の日程は明かされていませんが、毎年同じタイミングでイベントが開催されています。

例年9月第2週の水曜日(日本時間)に発表イベントがあり、金曜日には予約がスタートするスケジュールです。

その予想どおりに進むと考えると、2023年のiPhone15発表・発売関連のスケジュールは以下になるでしょう。

iPhone15 今後のスケジュール(予想)
  • 発表日:2023年9月13日(水)
  • 予約開始日:2023年9月15日(金)
  • 発売日:2023年9月22日(金)

発表まで1ヵ月を切ったことになります。Appleからの正式発表が待ち遠しいですね。

もちろん、iPhone15シリーズは指紋認証(Touch ID)以外の要素についても注目が高まっています。

iPhone15 その他の予想
  • 待望のUSB-C端子が搭載されるか
  • 全モデルのカメラが4,800万画素になる?
  • A17 Bionicで電力効率が約35%向上するかも

どの予想も実現するとiPhone14からのグレードアップになり、iPhoneをもっと便利に使えますよね。

特に端子については長年USB-C端子の搭載を待ち望む声が多かったため、ユーザーの念願が叶う形になるかもしれません。

これらのアップデート予想についてもiPhone15のイベントで発表されるのか、楽しみに待ちましょう!

iPhone15の指紋認証(Touch ID)についてよくある質問

iPhone14画像引用元:iPhone14|Apple

最後に、iPhone15の指紋認証(Touch ID)についてよくある質問をまとめてみました。

マスク着用でも顔認証(Face ID)を解除できるの?

iOS 15.4以降では、設定を変えることでマスク着用時も顔認証(Face ID)を利用できます

  1. 「設定」>「Face IDとパスコード」を選択
  2. 「マスク着用時Face ID」をオンにする
  3. Face IDを使用する項目を選択してセットアップ

iPhoneXでもマスク着用時に顔認証(Face ID)でロック解除が可能?

iPhoneXはマスク着用時Face IDに対応していません。

iPhone12以降の機種のみ対応しています。

顔認証(Face ID)以外にロック解除する方法はある?

Apple WatchでもiPhoneのロックを解除できます。

Apple Watchがパスコードで保護され、手首に巻いた状態であれば解除可能です。

また、ウォレットとApple Payの認証やパスワードの自動入力には対応しないため、注意してください。

顔認証(Face ID)がうまく認証されるか不安

うまく認証されない時はパスコード入力で解除ができます

iPhoneでは顔認証(Face ID)以外のロック解除方法として、iPhone自体にパスコードが設定できます。

4桁の数字や6桁以上の英数字など自由に決められるので、場合によっては顔認証(Face ID)よりも素早く解除できるかもしれません。

指紋認証(Touch ID)がつかないiPhone15でも対策はできる!

iPhone14のサイズ画像引用元:iPhone14|Apple

この記事では、2023年9月に発売が予想されているiPhone15の指紋認証(Touch ID)搭載の可能性についてまとめました。

iPhone15シリーズには指紋認証(Touch ID)は搭載されないと多くのメディアやアナリストの間で予想されています。

こうした理由から指紋認証(Touch ID)搭載の可能性は低いですが、顔認証(Face ID)が苦手な人もiPhone15を使いやすくする方法はあります。

iPhone15の指紋認証(Touch ID)がつかない場合の対策
  • マスク着用時でも顔認証(Face ID)できるよう設定する
  • Apple Watchユーザーはパスコード設定+装着でロック解除できる
  • パスコード入力でスピーディにロックを解除できる

Appleからの正式な発表は2023年9月13日(水)の予想なので、iPhone15の発表を楽しみに待ちましょう!