ドコモ スマホおかえしプログラムとは|メリット・デメリットを完全解説

ドコモの「スマホおかえしプログラム」について詳しく解説しています。返却方法や返却タイミングに注意してお得に利用しましょう。メリットとデメリットもしっかりご確認くださいね。

  • 2024.04.24
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ドコモのスマホおかえしプログラムとは|返却方法やタイミングを解説!

ドコモ スマホおかえしプログラムは、スマホを期間内に返却することで、36回払いのうち最大12回分の支払いを不要にできるお得なプログラムです。

ドコモの機種変更キャンペーンとして、とても人気です。

またドコモの回線契約がなくても、スマホをお得に購入できるのもメリットです。

ただしドコモオンラインショップで現在販売されているスマホは、全てスマホおかえしプログラムの対象外である点に注意しましょう。

スマホおかえしプログラムのメリット

スマホおかえしプログラムのデメリット

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ドコモのスマホおかえしプログラムとは

ドコモのスマホおかえしプログラムとは?

ドコモのスマホおかえしプログラムとは、特定の期間内にスマホを返却することで、一部の支払いを不要にできるプログラムのことです。

本プログラムを上手に活用することで、お得にスマホを購入できます。

スマホおかえしプログラムの特徴
  • スマホを返却することで一部の支払いが免除される
  • 免除できるのは36回払いのうち最大12回分
  • 特典申し込み後に端末を返却しないと違約金が発生する
  • 返却した端末が査定基準を満たしていないと故障時利用料が発生する

スマホおかえしプログラムの詳細は次のとおりです。

スマホおかえしプログラムの詳細
概要36回分割払いで購入した端末をドコモに返却することで、分割支払金(最大12回分)の支払いが不要になる
期間2019年6月1日〜
割引額分割支払金(最大12回分)の支払いが不要
条件
(加入時)
①ドコモが定める「スマホおかえしプログラム提供条件書」の内容に同意したうえで本プログラムを申し込むこと
②対象機種を36回分割払いで購入すること
条件
(利用時)
①dポイントクラブもしくはドコモビジネスメンバーズ会員であること
②本プログラム加入時に購入した対象機種を、ドコモが定める返却条件に基づいて返却すること

24ヵ月目までに特典を申請すると、24回分の支払いで済みます。

25ヵ月目以降に特典を申請する場合、特典を申請した月の支払いを終えた段階で支払いが終了します。

24ヵ月目に特典を申請するのが最もお得です。

なお、本プログラムの特典申請後に端末を返却しなかった場合、最大12回分の支払いと同額の違約金が発生します。

スマホおかえしプログラムを上手に活用するために、適用条件や申し込み方法を確認しておきましょう。

スマホおかえしプログラムの適用条件

スマホおかえしプログラムを利用するためには、以下の適用条件を満たす必要があります。

スマホおかえしプログラムの適用条件
  • dポイントクラブもしくはドコモビジネスメンバーズ会員である
  • 対象のスマホを購入する
  • 36回分割支払いを選択する
  • 特典を適用する際に端末を返却する
  • 返却した端末がドコモの基準を満たしている

まずは対象のスマホを36回分割支払いで購入する必要があります。端末購入後は、端末を返却することで特典が適用可能です。

なお、返却した端末がドコモの査定基準を満たしていないと、特典が適用できないことがあります。

端末の下取り条件

スマホおかえしプログラムでは、端末の返却時にドコモによる査定が行われます。

下記のような状態の端末を返却した場合、22,000円の故障時利用料が発生するので注意が必要です。

故障時利用料が発生する端末の例
  • 故障箇所がある
  • 水濡れしている
  • 本体の破損および画面割れ
  • 電源が入らない
  • ディスプレイに異常がある
  • 正常に動作しない機能がある
ケータイ補償サービスに加入している場合は、故障時利用料が2,200円まで下がります。

また、下記の下取り条件を全て満たしていないと、本プログラムの特典を利用できません。

端末の下取り条件
  • 本プログラムの対象機種であること
  • ドコモが指定する正規店で購入されたものであること
  • 対象機種の分割支払金や回線契約にかかる料金の弁済を怠るおそれがないこと
  • 対象機種内のメモリ/データを消去できること
  • 対象機種を改造していないこと
  • 本プログラムの加入者が対象機種の所有権を持っていること
  • 返却時点で対象機種の分割支払金が故障時利用料以下ではないこと
  • 申し込みの際の手続き内容に不備がないこと
  • 対象機種が再利用できるとドコモが判断したものであること

プログラムの特典を適用するためにも、端末は丁寧に扱いましょう。

スマホおかえしプログラムの申し込み方法

スマホおかえしプログラムの申し込み方法は次のとおりです。

スマホおかえしプログラムの申し込み方法
  1. スマホおかえしプログラムの対象機種の購入ページに移動する
  2. 36回分割払いを選択し、スマホおかえしプログラムに加入する
  3. 特典を利用したいタイミングでスマホを返却する

なお、特典を利用するかどうかはプログラム加入後に利用者が決められます。

スマホおかえしプログラムの対象機種

スマホおかえしプログラムの対象機種
ここからは、スマホおかえしプログラムの対象機種をOS別に紹介していきます。

まず結論からですが、現在ドコモオンラインショップで販売されているスマホは、全てスマホおかえしプログラムの対象外です。

これからドコモでスマホをお得に購入したい方は、いつでもカエドキプログラム/いつでもカエドキプログラム+の利用をおすすめします。

スマホおかえしプログラムの対象機種

iPhone

スマホおかえしプログラムの対象のiPhoneは下記のとおりです。

対象機種(iPhone)
  • iPhone12 Pro Max(128/256/512GB)
  • iPhone12 Pro(128/256/512GB)
  • iPhoneSE 第2世代(64/128/256GB)
  • iPhone11 Pro Max(64/256/512GB)
  • iPhone11 Pro(64/256/512GB)
  • iPhone11(64/128/256GB)
  • iPhoneXS Max(64/256/512GB)
  • iPhoneXS(64/256/512GB)
  • iPhoneXR(64/128/256GB)
  • iPhone8(256GB)

対象となっているのは、iPhone12シリーズやiPhone11シリーズなど数年前に発売されたiPhoneです。

iPhone15・iPhone14シリーズといった最近のiPhoneは対象になっていません。

Android

スマホおかえしプログラムの対象のAndroid端末は次のとおりです。

対象機種(Android)
  • Galaxy S21 5G Olympic Games Edition
  • AQUOS R6
  • Xperia 1 Ⅲ
  • Galaxy A52 5G
  • Galaxy S21 5G
  • Galaxy S21 Ultra 5G
  • Galaxy Note20 Ultra 5G
  • Xperia 5 Ⅱ
  • Galaxy A51 5G
  • Xperia 1 Ⅱ
  • AQUOS R5G
  • Galaxy S20+ 5G
  • Galaxy S20 5G
  • Xperia 5
  • Galaxy Note10+
  • Galaxy Note10+ Star Wars Special Edition
  • AQUOS zero2
  • AQUOS R3
  • Galaxy S10
  • Galaxy S10+ (Olympic Games Edition)
  • Xperia 1
  • Galaxy S10+

Android端末も、数年前に販売が開始されたモデルのみが対象です。

Galaxy Z Flip5やAQUOS sense8などの新しい機種では、スマホおかえしプログラムを利用できません。

ドコモで新しいスマホを安く手に入れたい方は、いつでもカエドキプログラムの利用がおすすめです。

スマホおかえしプログラムの返却タイミング

スマホおかえしプログラムの返却タイミング

スマホおかえしプログラムは、返却タイミングによって支払額が異なります。

大きく違うのは、下記2つのタイミングです。

スマホおかえしプログラムの返却タイミング

とにかくお得に使いたいなら、プログラム加入月の翌月を1ヵ月目として、24ヵ月目に特典を適用するのがおすすめです。

それぞれ解説していきます。

〜24ヵ月目までに申請する場合

まずは〜24ヵ月目までに、スマホおかえしプログラムの特典を申請した場合の支払い額から解説していきます。

24ヵ月目までに適用した場合の支払い・特典内容は次のとおりです。

  • 25回目以降の支払い(12回分)が不要になる
  • 1〜24ヵ月目のいずれのタイミングで適用しても24回分の支払いは必要

24ヵ月目までに特典を適用すると、25回目以降の支払いが不要になります。

なお、1〜24ヵ月目のどのタイミングで特典を利用しても、24回分の支払いは必要です。

ここからは、具体例を交えて解説していきます。

通常価格118,800円の端末を本プログラムを利用して購入し、6ヵ月目に特典を利用した場合を考えてみます。

特典を利用すると12回分の支払い(3,300円×12回=39,600円)が不要になるので、負担額は79,200円です。

25ヵ月目〜に申請する場合

続いて、25ヵ月目〜に特典を申請する場合を考えてみます。

25ヵ月目〜の場合は「特典の利用を申し込んだ月分の支払いが終了した時点で、割賦販売契約または個別信用購入あっせん契約が終了」と定められています。

つまり、特典を申請した月分(翌月請求)以降の支払いは不要になるわけです。

例えば25ヵ月目に特典を申請すると、契約者の負担額は82,500円となります。

スマホおかえしプログラムの返却方法

スマホおかえしプログラムの返却方法
スマホおかえしプログラムの返却方法は大きく2種類あります。

スマホおかえしプログラムの返却方法

返却方法によって手順が異なる点には注意が必要です。

それでは、それぞれの方法について解説していきます。

店舗で返却する場合

スマホおかえしプログラムでは、店舗で端末の返却が行えます。

返却を受け付けているのは、ドコモショップとドコモ取扱店です。

一部の家電量販店では、端末の返却時に分割支払金の残額が11,000円以上あると返却できません。

店舗での返却手順は、次のとおりです。

店舗での返却手順
  1. ドコモ公式サイトにアクセスする
  2. 来店予約ページから来店予約を行う
  3. 予約した日にドコモショップに来店する
  4. スマホおかえしプログラムの特典を利用したいことを伝える
  5. スタッフの案内に従い手続きする
  6. 対象のスマホを返却する

実店舗では、スタッフと相談しながら返却手続きが進められます。

ただし店舗は混雑していることが多いため、事前に来店予約しておくのがおすすめです。

オンライン(郵送)で返却する場合

オンライン(郵送)での返却は下記の手順で行います。

オンライン(郵送)での返却手順
  1. 「My docomo」からスマホおかえしプログラムの特典の利用を申請する
  2. 登録している住所に申込後およそ7〜10日後に送付キットが届く
  3. 送付キットに同梱されている書類に必要事項を記入する
  4. 返却するスマホを初期化する
  5. 必要書類と返却するスマホを返送用封筒に入れてポスト投函する

特典の利用の申請後に届く送付キットを用いてスマホを返却します。

なおオンライン(郵送)での返却では、特典申請日の翌月末日に返却期日が設定されています。

期限を過ぎると最大12ヵ月分の分割支払金と同額の違約金が発生するので、送付キットが届いたら速やかに返却しましょう。

スマホおかえしプログラムのメリット

スマホおかえしプログラムのメリット

ここからはスマホおかえしプログラムのメリットを紹介していきます。

本プログラムの主なメリットは下記のとおりです。

各メリットについて解説していきます。

通常価格の実質2/3ほどの価格で購入できる

スマホおかえしプログラムを利用する最大のメリットは、通常価格よりも安くスマホを使える可能性があることです。

24ヵ月目に特典を適用すれば、通常価格の実質2/3ほどでスマホを使用できます。

通常価格108,000円の端末の場合、72,000円で購入できる可能性があります。

ドコモでお得にスマホを使いたい人にはぴったりのプログラムです。

ドコモと契約していなくても利用できる

スマホおかえしプログラムはドコモが提供しているサービスです。しかしドコモの回線契約がなくても実は利用できます。

本プログラムでお得にスマホを購入し、回線は格安SIMを使うといったことが可能です。

後から特典を利用するかどうか決められる

スマホおかえしプログラムでは、特典を利用するかどうかを後から決められます。

「特典を利用してお得に機種変更したいけれど、そのスマホを気に入ったら使い続けるかもしれない」という人もいるはずです。

特典の利用を申請しなければ分割金の支払いは続きますが、対象のスマホを使い続けられます。

スマホおかえしプログラムのデメリット

スマホおかえしプログラムのデメリット
お得にスマホを購入できるスマホおかえしプログラムですが、いくつか注意点もあります。

本プログラムのデメリットは次のとおりです。

それぞれ解説していきます。

現在は対象のスマホがない

スマホおかえしプログラムのデメリットとしてまず挙げられるのが、対象のスマホが限られることです。

本プログラムは、iPhone12シリーズなど数年前に発売された端末を対象としています。

iPhone15シリーズなどの最新モデルは対象外です。

最新スマホを安く購入したい方は、いつでもカエドキプログラム/いつでもカエドキプログラム+の利用がおすすめです。

故障時利用料や違約金が発生する可能性がある

お得にスマホを手に入れられることは魅力ですが、故障時利用料や違約金には注意が必要です。

端末の返却時にドコモの査定基準を満たしていないと、最大22,000円の故障時利用料が発生します。

故障時利用料が発生する端末の例
  • 故障箇所がある
  • 水濡れしている
  • 本体の破損および画面割れ
  • 電源が入らない
  • ディスプレイに異常がある
  • 正常に動作しない機能がある

また次のような場合には、端末分割支払金の最大12ヵ月分と同額の違約金が発生します。

違約金が発生するケース
  • 返却した対象端末が受付不可品であった場合
  • 特典の利用を申し込んだ月の翌月末日までに、ドコモが端末の到着を確認できなかった場合
郵送で返却する場合は必ず送付キットを利用しましょう。

スマホを返却する必要がある

スマホおかえしプログラムの特典を利用するためには、必ず端末をドコモに返却する必要があります。

特典を適用しつつ、スマホをずっと手元に残しておくことはできません。

一度特典を申請するとキャンセルできません。

また、郵送で返却する場合は特典の申込月の翌月末日までという返却期日が設定されています。

返却期日を過ぎると違約金が発生するため、余裕をもって返却作業を進めましょう。

スマホおかえしプログラムについてよくある質問

最後にスマホおかえしプログラムに関する質問とその答えを紹介していきます。

今回答えるのは下記の質問です。

それぞれの質問に答えていきます。

スマホを返却しないとどうなる?

プログラムの特典を申請せずスマホも返却しなければ、引き続き分割支払金を支払うことになります。

プログラムの特典の申請をしたにもかかわらず翌月末までにスマホを返却しないと、違約金が発生します。

違約金の金額は最大12ヵ月分の分割支払金と同額となり、端末によっては高額なため注意しましょう。

いつでもカエドキプログラムとの違いは?

いつでもカエドキプログラムの主な特徴は次のとおりです。

いつでもカエドキプログラムの特徴
  • 新しい機種も対象
  • 残価設定型の24回払い
  • 早期返却による割引がある

スマホおかえしプログラムは数年前のモデルが対象ですが、いつでもカエドキプログラムは最新の端末も対象になっています。

これからドコモでお得にスマホを手に入れたい人は、いつでもカエドキプログラムの利用がおすすめです。

下取りプログラムとの違いは?

下取りプログラムの主な特徴は下記のとおりです。

下取りプログラムの特徴
  • 対象端末を下取りに出すだけで適用できる
  • 特典の内容は新しく購入する端末代の割引
  • 下取り価格は時期や端末の状態によって変動する

ドコモ 下取りプログラムは、対象端末を下取りに出すだけで特典を適用できます。

特典の内容は新しく購入する端末代の割引です。

2年以内に機種変更しても大丈夫?

スマホおかえしプログラムに加入していても、2年以内の機種変更は可能です。

しかし1〜24ヵ月目のいずれの月に特典を申請したとしても、24回分の分割金は支払う必要があります。

下記の手順で機種変更が可能です。

  1. 機種変更先のスマホを用意する
  2. 「My docomo」からスマホおかえしプログラムの特典利用を申請する
  3. 登録してある住所に送付キットが届く
  4. 送付キットに同封されている書類に必要事項を記入する
  5. 機種変更先のスマホにデータを移行する
  6. 返却するスマホを初期化する
  7. 必要書類と返却するスマホを返送用封筒に入れてポスト投函する

返送期限は特典利用を申請した月の翌末日です。

スマホはいつまでに返却すればいい?

プログラムの特典の利用を申請した場合、申請月の翌月末日までにスマホを返却しましょう。

返却期限を過ぎてしまうと、最大12ヵ月分の分割支払金と同額の違約金が発生するため注意が必要です。

スマホおかえしプログラムでお得に機種変更しよう

ドコモのロゴ画像引用元:ドコモ

今回はスマホおかえしプログラムについて解説しました。

改めて本プログラムのメリット・デメリットを振り返ります。

本プログラムを利用することで、通常価格の実質2/3ほどの価格で購入できる可能性があります。

しかし数年前に発売された機種を対象にしているや、また返却の仕方によっては違約金が発生する点はデメリットになり得るかもしれません。

これから新しいスマホを購入するなら、オンラインショップで扱っている「いつでもカエドキプログラム」対象機種がおすすめです。