Xiaomi 13T Proは3Dゲームも快適に遊べるほど高性能でありながら、約10万円前後で購入できるコスパの良いのおすすめスマホです。
特に大画面有機ELディスプレイは明るくて見やすく、動画やゲームなどを快適に楽しめました。またわずか19分で1〜100%まで急速充電できるバッテリー性能も魅力です。
今回はXiaomi 13T Proの実機を触ってみて感じたことを詳しくレビューしていきます。
以下にメリット・デメリットをまとめました。
- 1 Xiaomi 13T Proの発売日・価格
- 2 Xiaomi 13T Proを開封!外観をチェック
- 3 Xiaomi 13T Proのディスプレイ
- 4 Xiaomi 13T Proのサイズ感・重さ
- 5 Xiaomi 13T Proのスペック・処理性能
- 6 Xiaomi 13T Proのバッテリー持ち
- 7 Xiaomi 13T Proのカメラ性能
- 8 Xiaomi 13T Proのゲームアプリの動作をチェック
- 9 Xiaomi 13T Proのメリット
- 10 Xiaomi 13T Proのデメリット
- 11 Xiaomi 13T Proの口コミ・評判
- 12 まとめ:性能もコスパも求める方にXiaomi 13T Proがおすすめ!
Xiaomi 13T Proの発売日・価格
Xiaomi 13T Proの評価 | |
---|---|
カメラ性能 | 4.0 |
処理性能 | 4.5 |
画面性能 | 4.0 |
バッテリー性能 | 4.0 |
コストパフォーマンス | 4.5 |
Xiaomi 13T Proは2023年12月8日に発売されました。
Xiaomi 13T Proのスペック | |
---|---|
発売日 | 2023年12月8日 |
画面サイズ | 6.7インチ |
本体サイズ | 幅:76mm 高さ:162mm 厚さ ・アルパインブルー:8.6mm ・メドウグリーン/ブラック:8.5mm |
重さ | アルパインブルー:200g メドウグリーン/ブラック:206g |
アウトカメラ | 広角:5,000万画素 望遠:5,000万画素 超広角:1,200万画素 |
インカメラ | 2,000万画素 |
バッテリー | 5,000mAh |
RAM | 12GB |
ROM | 256GB |
CPU | MediaTek Dimensity 9200+ |
認証 | 指紋認証・顔認証 |
防水・防塵性能 | IPX8・IP6X |
カラー | ブラック メドウグリーン アルパインブルー |
Xiaomi 13T Proは明るく滑らかに動く大画面ディスプレイを搭載しており、主にSNSを利用する方や動画を視聴する方が満足できるスマホだと感じました。
また、3Dゲームも楽しめるスペックを搭載しているため、ヘビーな使い方をしたい方にもおすすめです。
それでいて価格は10万円前後なのでコスパを求める方にもピッタリではないでしょうか。
なお、Xiaomi 13T Proはキャリアではソフトバンクのみ、格安SIMではmineo、IIJmio、イオンモバイルで取り扱いがあります。
キャリア | 価格 | 割引適用時 | 購入 |
---|---|---|---|
ソフトバンク | 94,320円 | 22,008円 | 公式サイト |
mineo | 101,376円 | - | 公式サイト |
IIJmio | 89,800円 | - | 公式サイト |
Xiaomi 13T Proを開封!外観をチェック
Xiaomi 13T Proのパッケージはこのようなシンプルなデザインです。
箱を持ち上げて開くタイプで、開けるとこのような感じでした。
Xiaomi 13T Proの付属品は以下の通りです。
- クイックスタートガイド
- SIM取り出し用ピン(試供品)
- クリアソフトケース(試供品)
- 120Wの充電器(試供品)
- USB Type-Cケーブル(試供品)
Xiaomi 13T Proにはクリアケースや充電器が付属しているため、すぐに使い始められます。
特に120W対応の充電器が付属しているのは嬉しいポイントだと感じました。
続いて本体デザインもチェックしていきます。
Xiaomi 13T Proのカラーバリエーションは以下の3色です。
- ブラック
- メドウグリーン
- アルパインブルー
今回レビューに使った色はブラックで、使う人を選ばないカラーです。
背面はガラス素材を使用。光沢感があるデザインのため指紋やホコリが気になりました。
背面カメラは周りの四角い部分から出っ張りがあり、レンズ部分はさらに出っ張っています。
出っ張りがあるため、背面を下にしておくと傾きが出ますが、筆者は気になるほどではありませんでした。
Xiaomi 13T Proのディスプレイ
Xiaomi 13T Proは6.7インチの有機ELディスプレイを搭載しています。
ディスプレイサイズが大きいため、大画面スマホとして動画視聴やゲームを楽しめるのが魅力です。
ディスプレイはフラットで保護フィルムも貼りやすそうです。
パンチングホールが画面上部中央にありますが、目立つサイズではありませんでした。
また、ベゼルも細く大画面を存分楽しめます。
最大144Hz駆動のリフレッシュレートにも対応し、スクロールやアプリの切り替えも滑らかに行うことができました。
Xiaomi 13T Proは最大2,600ニトに対応しており、屋外でも明るく見やすいディスプレイでした。
屋外でよく利用する方にとっても快適に使えるスマホです。
Xiaomi 13T Proのサイズ感・重さ
Xiaomi 13T Proのサイズは以下の通りです。
- 幅:76mm
- 高さ:162mm
- 厚さ
アルパインブルー:8.6mm
メドウグリーン/ブラック:8.5mm
筆者は片手で握れましたが、それでもXiaomi 13T Proは「大きい」という印象です。
なお、筆者は普段iPhone15 Pro(146.6mm×70.6mm×8.25mm)を使用しています。
片手操作は難しいと感じました。
親指を使ってのスクロール程度であれば可能ですが、キーボードで文字を打つ場合、特に指と反対側の文字が打ちにくかったです。
文字入力が必要な場面では両手での操作が必要となりそうです。
サイズ感については人によって感じ方に差があるため、今使っているスマホと比較しながら検討してみてください。
公表されているXiaomi 13T Proのブラックの重さは206g、実際に計測してみたところ209gでしたが誤差の範囲内でしょう。
200g超えのスマホは一般的に重たい分類に入るため、軽いスマホを求める方は注意が必要です。
筆者は普段245g(iPhone15 Pro+ケース)を使用していることもあってか特別重たいとは感じませんでした。
Xiaomi 13T Proのスペック・処理性能
Xiaomi 13T Proは「MediaTek Dimensity 9200+」という高性能なCPUを搭載しています。
Antutuベンチマークスコアを計測してみたところ、以下のような結果になりました。
- 総合スコア:1,224,780点
- CPUスコア:398,715点
- GPUスコア:260,788点
総合スコアは120万点超えと高得点を記録しています。
GPUスコアは約40万点とこちらも高得点なので、重たいゲームも快適に楽しめるほどの性能であることがわかりました。
日常的なウェブ検索やSNS、動画視聴などの操作については当然ながら快適でした。
ゲームでの使用についても快適に行うことができました。詳しくは後述します。
Xiaomi 13T Proのバッテリー持ち
Xiaomi 13T Proのバッテリー容量は5,000mAhと大容量です。
100%まで充電した状態で2日ほど放置してみたところ、バッテリー残量は48%と半分近く残っており、バッテリー持ちが良いことに感動しました。
またYouTubeで動画を1時間流し続けてみた結果、64%から62%とわずか2%しか減っておらず、バッテリー持ちの良さが光ります。
トレンドの急速充電にもしっかり対応
Xiaomi 13T Proは最大120Wの超急速充電に対応しています。
公式サイトによると約19分で1〜100%まで充電できるとのことです。実際に試してみました。
今回は48%から急速充電を試してみたところ、約12分で100%まで充電することができ、正直驚きました。
Xiaomi 13T Proであれば万が一充電するのを忘れてしまっていたとしても、10分〜15分あれば十分なバッテリー容量まで充電できます。
よく充電を忘れてしまう方はもちろん、普段からきっちりと充電している方にとっても短い時間で充電が完了するのは大きなメリットではないでしょうか。
Xiaomi 13T Proのカメラ性能
Xiaomi 13T Proのカメラ構成は以下の通りです。
- 広角:5,000万画素
- 望遠:5,000万画素
- 超広角:1,200万画素
実際に撮影した写真を見ていきましょう。
メインとなる5,000万画素の広角カメラでの撮影です。
日差しが指すほどの晴天ではありませんでしたが、明るくキレイに撮影できたと感じます。
同じ立ち位置から5,000万画素の望遠カメラで光学2倍ズームで撮影をしてみました。
細かい汚れなどまではっきりと撮影できていることがわかります。
同じように光学2倍ズームで少し遠くの被写体を写してみたところ、少しぼやけた印象になりましたが、記録として使う分には問題ないレベルだと感じました。
同じ被写体を最大値のデジタル20倍ズームで撮影してみました。
明らかに解像度が落ちてしまい、実用的には使いにくいかと思いますが、遠くの被写体も撮影できるのはXiaomi 13T Proの魅力ではないでしょうか。
こちらの2枚も広角カメラで撮影したものです。2枚目はズームを利用せずに被写体に寄って撮影をしました。
ベンチの木目や蜘蛛の巣まではっきりと写っています。
こちらも広角カメラで撮影したものです。少し白っぽく写っている印象ですがキレイに撮れています。
Xiaomi 13T Proは接写はできないため、周りはボケていますが、中央辺りははっきりと写すことができました。
室内でも撮影をしてみました。曇りの日の北側で撮ったこともあり、屋外での撮影よりもぼやけた印象です。
総評して少し色が濃い目に写ったり、白っぽく写ったりすることはありましたが、光が入る場所では明るくキレイな写真撮影ができると感じました。
Xiaomi 13T Proのゲームアプリの動作をチェック
Xiaomi 13T Proのゲーム性能を調査するために3Dゲーム「原神」とGPSを必要とするポケモンGOを試してみました。
まずは3Dゲーム「原神」を試した結果はとても快適です。
始めてのプレイだったためオープニングムービーからチュートリアル、その後も遊んでみましたが映像も動作も滑らかに感じました。
続いてポケモンGOも試してみました。こちらもGPSが迷うこともなく、とても快適に遊ぶことができました。
Xiaomi 13T Proはミドルレンジスマホですが、ハイエンドスマホのような高性能CPUが搭載されていることもあり、重たいゲームも快適に遊べます。
Xiaomi 13T Proのメリット
Xiaomi 13T Proを実際に使ってみて感じた主なメリットは以下の通りです。
それぞれのメリットについて詳しく紹介します。
大画面で明るいディスプレイ
Xiaomi 13T Proは6.7インチの大画面ディスプレイが魅力なスマホです。
筆者は普段6.1インチのスマホを使っていることもあり、その大きさに驚きました。
普段よりも大きな画面でウェブ検索やSNS、動画視聴などが楽しめた点が魅力に感じました。
また、明るいディスプレイのため「屋外の日差しがあたる場所で見えにくい」といったこともなく快適に利用できた点もメリットです。
ゲームも快適に遊べる高性能
Xiaomi 13T Proは日常的な動作はもちろんのこと、重たいと言われている3Dゲーム「原神」も快適に遊べました。
日常的に使いたい方はもちろん、ゲームを楽しみたい方にもおすすめできる一台です。
驚くほどのバッテリー持ちと超急速充電
Xiaomi 13T Proはバッテリー持ちが良く、100%の状態で2日ほど放置していても、48%まで残っていました。
また、最大120Wの急速充電に対応している点もXiaomi 13T Proの最大のメリットです。
実際に約12分で48%から100%まで充電ができたことには驚きました。
指紋認証と顔認証の両方に対応
Xiaomi 13T Proは指紋認証と顔認証の両方に対応している点もメリットです。
筆者が普段利用しているiPhone15 Proは顔認証にしか対応していませんが、角度が悪かったり、部屋が暗かったりするとうまく認証できずパスコードを入力する必要があります。
その点Xiaomi 13T Proは指紋認証にも対応しているため、顔認証がうまく使えない場所でもスムーズにロック解除ができました。
充電器やケースがついてくる
最近のスマホは付属品が少ないものが多いなか、Xiaomi 13T Proにはソフトケースと充電器がついてきます。
特に120W対応の充電器が付属しているのはメリットでしょう。わざわざ自分で充電器を用意しなくても、超急速充電を体験できます。
Xiaomi 13T Proのデメリット
Xiaomi 13T Proを実際に使ってみて感じた主なデメリットは以下の通りです。
それぞれのデメリットについて詳しく紹介します。
サイズが大きく片手操作は難しい
Xiaomi 13T Proは6.7インチの大画面ディスプレイを搭載しているため、そのぶん本体も大きい点がデメリットです。
筆者の手では片手で握ることや、スクロール程度の操作はできたとしても、片手での文字入力は難しく感じました。
指紋が目立つのが気になる
今回レビューしたブラックは背面がガラスで光沢感のある素材です。
そのため指紋やホコリが目立つのが気になりました。
ちなみに付属品のソフトケースも指紋が目立つ素材だったため注意が必要です。
独自のUIが慣れるまで使いにくい
Xiaomi 13T Proは独自のUIを使っていて、慣れるまで使いにくいと感じました。
特にアプリを消す画面では、下から上にスワイプするのではなく、横にスワイプする必要があります。
また、画面下に表示されているメニューの戻るボタンも左ではなく右に配置されている点も使いにくさを感じました。
Xiaomi 13T Proの口コミ・評判
最後に実際にXiaomi 13T Proを使っている方の口コミ・評判を調査しました。
良い口コミと悪い口コミに分けて紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
Xiaomi 13T Proの良い口コミ・評判
Xiaomi 13T Proに関する良い口コミ・評判は以下の通りです。
- コスパが良い
- ヌルサクに動く
- 充電が早い
Xiaomi 13T Proの口コミとしてコスパに関する声が多く見つかりました。
高性能を搭載しながら10万円前後で購入できるため、魅力に感じている方が多いようです。
Xiaomi 12T Proは正直あんまりコスパ良くないけど、同じ価格でストレージ2倍のXiaomi 13T Proは本当にコスパ良い
カメラ綺麗だし
動作も非常に良い— JohnTorao🐴 (@JohnToraoY) December 23, 2023
性能についてはヌルサクに動くという声が見つかりました。
日常的な使い方はもちろんのことゲームも楽しめるのはXiaomi 13T Proの魅力です。
Xiaomi 13t proを1月27日に購入。
今んとこカメラの結露なし!
そこが一番不安だったから。
使い心地はヌルサクで最高最高最高ですか?の法の華三法行ですわ🙂— ブロガー神拳 (@goublo) January 31, 2024
そして、なんといっても充電に関する口コミも多く見つかりました。
最大120Wで短い時間で充電ができるのはXiaomi 13T Proの最大の魅力といえるでしょう。
スマホを買った。Xiaomi 13t pro。前回に引き続きXiaomi。20分で充電できる。起きてから準備してる間に充電完了。充電して寝なきゃみたいなストレスから解放される。寝落ちでも大丈夫。Androidの人は絶対におすすめ。
— コンビニ店員準富裕層 (@kokishitan) January 28, 2024
Xiaomi 13T Proの悪い口コミ・評判
Xiaomi 13T Proに関する悪い口コミ・評判は以下の通りです。
- 大きくて重たい
- シャッター音がうるさい
- Xiaomi独自のUIが使いにくい
Xiaomi 13T Proの悪い口コミ・評判として、大きくて重たいという声が多く見つかりました。
本体の重量だけで200gを超えているのでケースなどのアクセサリをつけるとかなり重たくなるでしょう。
Xiaomi 13T Proやっぱデカいし重いわ
縦5mm、横3mm、厚0.5mmくらい削りたい— たべたべ@コウペンちゃん (@tabetabe_pen) March 15, 2024
また、筆者も気になったポイントですが、Xiaomi 13T Proはシャッター音がかなり大きいのがデメリットです。
Xiaomi13T Proシャッター音うるさいなってなったわね うるさすぎて水槽にヒビが入ったわ嘘だけど
— 明日 (@576XL) February 9, 2024
こちらも筆者も気になったポイントですが、独自のUIが使いにくいという口コミもありました。
Xiaomi 13T Proに変えたけど独自UIが使いにくい
— ととと (@tototo4351) December 26, 2023
まとめ:性能もコスパも求める方にXiaomi 13T Proがおすすめ!
Xiaomi 13T Proはミドルレンジスマホながらハイエンドに近い高性能を持っています。
それでいて10万円前後とコスパがよく、「性能もコスパも良いスマホがほしい」という方にピッタリです。
Xiaomi 13T Proが気になった方はぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。