iPhone15のカメラ性能を比較して解説|画素数やズーム機能がさらにパワーアップ!

iPhone15(Plus/Pro/Pro Max)のカメラ性能について解説します。iPhoneのカメラ性能はシリーズを追うごとに向上していますが、iPhone15のカメラ性能はどうなるのでしょうか?スペックやカメラ周辺のデザインについても解説しているので、気になる方はぜひチェックしてみてください!

  • 2024.03.27
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iPhone15/Plus/Pro/Max(Ultra)のカメラ性能を予想|画素数・出っ張りは?

Appleは2023年9月13日(水)午前2時から新製品発表イベントを開催し、そこでiPhone 15シリーズが発表されました!

歴代iPhoneのカメラがどんどん高性能になっていったように、iPhone15のカメラ性能にも大きな変化がありました!

主な変化は以下の通りです。

iPhone15のカメラ性能の変化
  • 変化1:iPhone15/Plusのメインカメラが4,800万画素に変更
  • 変化2:iPhone15 Pro/Pro Maxの望遠カメラが5倍ズーム可能に
  • 変化3:iPhone15/Plusでも2倍ズームが可能に
  • 変化4:iPhone15シリーズのフロントカメラはオートフォーカスに対応

本記事ではiPhone15のカメラ性能を比較しながら、画素数やズーム機能について詳しく解説します。

iPhone15はすでに大きな話題になっているため、確実に手に入れたい方はiPhone15の予約方法をチェックしましょう!

また発売されてから購入する方は、iPhone15の在庫・入荷状況を確認するのがおすすめです。

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iPhone15のカメラ性能スペック

iPhone15のカメラ性能スペック

早速ですが、iPhone15シリーズのカメラ性能スペックを解説していきます。

iPhone15/PlusとiPhone15 Pro/Maxに分けて解説しますので、ぜひ参考のひとつにしてみてください。

iPhone15/Plusのカメラ性能スペック

まずはiPhone15/Plusのカメラ性能スペックを見ていきましょう。

項目iPhone15iPhone15 Plus
アウトカメラメイン:4,800万画素
超広角:1,200万画素
メイン:4,800万画素
超広角:1,200万画素
インカメラ1,200万画素1,200万画素
動画撮影最大4Kのビデオ撮影
(24fps/25fps/30fps/60fps)
最大4Kのビデオ撮影
(24fps/25fps/30fps/60fps)

iPhone14シリーズから大きく変わったのは画素数です。

iPhone14/Plusは1,200万画素だったのに対し、iPhone15/Plusは4,800万画素になりました。

iPhone15 Pro/Pro Maxのカメラ性能スペック

続いて、iPhone15 Pro/Pro Maxのカメラスペックを見ていきましょう。

項目iPhone15 ProiPhone15 Pro Max
アウトカメラメイン:4,800万画素
超広角:1,200万画素
望遠:1,200万画素
(3倍望遠)
メイン:4,800万画素
超広角:1,200万画素
望遠:1,200万画素
(5倍望遠)
インカメラ1,200万画素1,200万画素
動画撮影最大4Kのビデオ撮影
(24fps/25fps/30fps/60fps)
最大4Kのビデオ撮影
(24fps/25fps/30fps/60fps)

iPhone15 Pro/Pro Maxのメインカメラの画素数は、iPhone15/Plusと同じく4,800万画素です。

ただしiPhone15 Pro/Pro Maxは望遠レンズが追加されトリプルレンズ構成になるため、写真撮影がグレードアップします。

iPhone15のカメラ性能情報

iPhone15のカメラ性能情報

続いて、iPhone15シリーズのカメラ性能に関する情報をまとめていきます。

カメラ情報は下記のとおりです。

それぞれ解説していきます。

iPhone15シリーズのフロントカメラはオートフォーカスに対応

Apple iPhone15 Pro画像引用元:iPhone15 Pro|Apple
iPhone15シリーズは前作のiPhone14シリーズと同様、フロントカメラがオートフォーカスに対応しています。

なおフロントカメラはiPhone15全モデルともシングルレンズとなりました。これもiPhone14から変わりません。

iPhone15シリーズのフロントカメラに関するその他の情報を以下に挙げました。iPhone14シリーズからの変更点は赤字で記載しています。

iPhone15シリーズのフロントカメラ情報
  • TrueDepthフロントカメラ
  • 画素数:1,200万画素
  • f値:f/1.9絞り値
  • Retina Flash
  • Photonic Engine
  • Deep Fusion
  • 写真のスマートHDR 5
    被写体を認識し自動で人の顔が良く見えるよう調整する機能
  • 次世代のポートレート
  • ポートレートライティング(6つのエフェクト)
  • アニ文字とミー文字
  • ナイトモード
  • フォトグラフスタイル

iPhone15シリーズ全モデルで4,800万画素カメラ搭載

iPhone15シリーズでは、Proシリーズだけでなく標準モデルも4,800万画素と高画質になります。

iPhone15シリーズのカメラ画素数とf値
  • iPhone15
    ・メイン(広角):4,800万画素、f/1.6絞り値
    ・超広角:1,200万画素、f/2.4絞り値
  • iPhone15 Plus
    ・メイン(広角):4,800万画素、f/1.6絞り値
    ・超広角:1,200万画素、f/2.4絞り値
  • iPhone15 Pro
    ・メイン(広角):4,800万画素、f/1.78絞り値
    ・超広角:1,200万画素、f/2.2絞り値
    ・望遠:1,200万画素、f/2.8絞り値
  • iPhone15 Pro Max
    ・メイン(広角):4,800万画素、f/1.78絞り値
    ・超広角:1,200万画素、f/2.2絞り値
    ・望遠:1,200万画素、f/2.8絞り値

iPhone14/Plusはメインカメラが1,200万画素でしたので、大幅な進化ですね。

画素数が増えれば増えるほど、クロップした場合でも美しい写真が撮影できるようになります。

しかし、画素数だけが高画質の肝ではありません。

イメージセンサーやF値などの要素も含めたカメラ性能のチェックが必要です。

通常撮影は2,400万画素となり、Proモデルの4,800万画素撮影にはApple ProRAWモードを使用するため写真を撮るだけでなく「編集」する楽しみも生まれます!

iPhone15 Pro/Pro Maxのカメラ部分の出っ張りを計測

iPhone15 Proのチタニウムバンド画像引用元:iPhone15 Pro|Apple
これまでのProモデルは、カメラが高性能な分「レンズの出っ張り」がデザインのマイナス要素になっていました。

iPhone12 ProからiPhone15 Proまでのカメラレンズの出っ張りは以下のとおりです。

Proモデル カメラ部分の出っ張り
  • iPhone15 Pro:厚さ ?mm(前作+?mm)
  • iPhone14 Pro:厚さ 12.0mm(前作+0.2mm)
  • iPhone13 Pro:厚さ 11.8mm(前作+1.8mm)
  • iPhone12 Pro:厚さ 10.0mm

iPhone15 Proについては確認ができ次第更新していきます。

iPhone13 Proは1.8mmも出っ張り部分が増加しましたが、iPhone14 Proはたったの0.2mm増です。

iPhone15 Proについても前作から大幅な出っ張り増にならないことを願います。

iPhone15シリーズ全モデルでパンチホールカメラを搭載

iPhone15シリーズの全モデルでパンチホールのDynamic Islandを採用しています。

前作のiPhone14 Pro/Pro Maxで初お目見えとなり、iPhone15からはスタンダードモデルにも搭載されました。

ノッチ部分が廃止されたことにより従来よりもディスプレイを広く使えるのが大きな魅力。

パンチホールカメラのおかげでフロントカメラの存在感が気にならなくなり、全体的にスタイリッシュになりました。

Dynamic Islandは対応アプリの状態表示や操作もできて便利な仕様です。

iPhone15/Plusでも2倍ズームが可能に

iPhone15カメラ
画像引用元:iPHone15|Apple
スタンダードモデルのiPhone15/Plusは、メイン・超広角のデュアルレンズ仕様になりました。

搭載が期待されていた望遠レンズは今作での採用が見送られています。

とはいえ注目したいのは2倍の光学ズームに対応したこと。

クアッドピクセルセンサーにより、4,800万画素の画像から1,200万画素を切り出す形で2倍ズームが可能となりました。

これまでよりもズームアップした撮影ができるのは楽しみですね。

iPhone15/Plusのカメラに関するその他の情報は以下のとおりです。iPhone14 Pro/Plusからの変更点は赤字で記載しました。

iPhone15/Plusのカメラ情報
  • センサーシフト光学式手ぶれ補正
  • 光学ズームオプション(0.5倍・1倍・2倍)
  • True Toneフラッシュ
  • Photonic Engine
  • Deep Fusion
  • 写真のスマートHDR 5
    被写体を認識し自動で人の顔が良く見えるよう調整する機能
  • 次世代のポートレートモード
  • ポートレートライティング(6つのエフェクト)
  • ナイトモード
  • フォトグラフスタイル

iPhone15/Plusで撮影した写真

iPhone15/15 Plusで撮影した写真
iPhone15/15 Plusで撮影した写真

iPhone15シリーズのポートレートモードが進化

これまでのiPhoneのポートレートモードは、カメラを立ち上げた時にモードを切り替える必要がありました。

しかしiPhone15シリーズではカメラが人や動物を自動認識して、後からポートレートモードに変えることが可能に

シャッターチャンスを逃したくない場面ではサッとiPhone15を取り出して写真を撮り、後から一眼レフのような美しい写真に仕上げられるのは魅力的な進化ですね。

iPhone15 Pro Maxは5倍ズームに対応

iPhone15 Pro/Pro Maxは、メイン・超広角・望遠のトリプルレンズで撮影できます。

iPhone15 Proの望遠レンズは3倍ズームになりますが、iPhone15 Pro Maxの望遠レンズは5倍ズームまで対応

これまでより更に遠くの被写体を捉えて撮影できるようになりました。

また、iPhone15 Pro Maxは第2世代のセンサー式手ブレ補正を搭載しており、光量が足りない場所でもブレの少ない撮影が可能です。

iPhone15 Pro/Pro Maxのカメラに関するその他の情報は以下のとおり。iPhone14 Pro/Pro Maxからの変更点は赤字で記載しました。

iPhone15 Pro/Pro Maxのカメラ情報
  • 第2世代のセンサーシフト光学式手ぶれ補正
  • 光学ズームオプション(0.5倍・1倍・2倍・3倍)
  • アダプティブTrue Toneフラッシュ
  • Photonic Engine
  • Deep Fusion
  • 写真のスマートHDR 5
    被写体を認識し自動で人の顔が良く見えるよう調整する機能
  • 次世代のポートレートモード
  • ポートレートライティング(6つのエフェクト)
  • ナイトモード
  • ナイトモードのポートレート
  • フォトグラフスタイル
  • マクロ写真撮影
  • Apple ProRAW

iPhone15 Pro/Pro MaxのCPUには最新のA17 Proチップが搭載されました。

これにより、Proシリーズのカメラシステムはプロレンズ7本分に相当する性能を実現できています。

カメラ機能に目新しさがないiPhone15 Pro/Pro Maxですが、A17 Proとの合わせ技で更に高画質な写真を撮影できますよ。

iPhone15 Pro/Pro Maxで撮影した写真

iPhone15 Proで撮った写真
iPhone15 Proで撮った写真

iPhone15 Pro/Pro Maxのビデオ撮影の進化点

iPhone14 Proシリーズではビデオ撮影にシネマティックモード・アクションモードなどの撮影機能が追加されました。

iPhone15 Proシリーズでは以下に挙げるビデオ撮影が楽しめます。iPhone14 Pro/Pro Maxからの変更点は赤字で記載しました。

iPhone15 Pro/Pro Max ビデオ撮影の仕様
  • 4Kビデオ撮影(24fps・25fps・30fps・60fps)
  • 1080p HDビデオ撮影(25fps・30fps・60fps)
  • 720p HDビデオ撮影(30fps)
  • シネマティックモード(最大4K HDR、30fps)
  • アクションモード(最大2.8K、60fps)
  • ドルビービジョン対応HDRビデオ撮影(最大4K、60fps)
  • ProResビデオ撮影(最大4K、60fps)※外部ストレージの場合
  • Logビデオ撮影
    色の明暗の再現が幅広く、カラー編集の自由度が高い。
  • アカデミーカラーエンコーディングシステム(ACES)
    カラーワークフローの世界標準規格に対応。
  • マクロビデオ撮影(スローモーション/タイムラプス対応)
  • 1080pスローモーションビデオ(120fps、240fps)
  • タイムラプスビデオ(手ぶれ補正機能あり)
  • ナイトモードのタイムラプス
  • QuickTakeビデオ
  • 第2世代センサーシフト光学式手ぶれ補正(メインレンズ)
  • 光学式手ぶれ補正(3倍望遠レンズ)
  • 3Dセンサーシフト光学式手ぶれ補正とオートフォーカス(5倍望遠レンズ)
  • デジタルズーム(Proは最大9倍、Pro Maxは最大15倍)
  • オーディオズーム
  • True Toneフラッシュ
  • 映画レベルのビデオ手ぶれ補正(4K、1080p、720p)
  • 連続オートフォーカスビデオ
  • 4Kビデオの撮影中に800万画素の静止画撮影
  • 再生ズーム
  • ビデオ撮影フォーマット(HEVC、H.264、ProRes)
  • ステレオ録音

また、年末までにアップデートで搭載される機能が「空間ビデオ撮影モード」です。

このモードで撮影すると、2024年に発売される予定の「Apple Vision Pro」で3Dビデオを再生できます。

スマホ1台でいろいろなビデオの撮影モードを楽しめるiPone15 Proシリーズですが、更なる期待ができそうですね。

iPhone15のカメラ性能には期待大

iPhone15画像引用元:iPhone15|Apple
今回はiPhone15のカメラ性能を中心にまとめてきました。

iPhone15シリーズのカメラ性能は、従来よりも進化した要素が多くありました。

特にスタンダードモデルのiPhone15/Plusでも4,800万画素のカメラが搭載された点は嬉しいポイントです。

コスパを抑えてもカメラの高画質化に期待ができますね。

また、iPhone15 Pro/Pro Maxも最大5倍の光学ズームに対応して、さらに高精細なカメラ撮影が可能になりました。

iPhone15のモデル選びに迷っている方は、カメラ性能も検討材料にして自分好みのモデルを選んでみてくださいね。